真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.11.17 11:00

JRAラッキーライラック「弘法筆を選ばず」で「史上初」!? 有馬記念(G1)視野で、ウオッカ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナ越え「大偉業」の可能性も
編集部
「弘法筆を選ばず」
本当の名人は、道具の善し悪しなど問題にしないという意味のことわざである。これは競馬界においても同様のことが言えるかもしれない。
15日、阪神競馬場で行われたエリザベス女王杯(G1)はC.ルメール騎手のラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)が連覇を飾った。
初コンビを組んだルメール騎手は「本当に強い馬です。2歳からトップレベルで走ってくれていましたし、勝つ自信がありました」とコメント。同期のライバル・アーモンドアイの主戦騎手はラッキーライラックの強さを認めており、その能力を存分に引き出して勝利を掴んだ。
なお、ラッキーライラックの次走について、サンデーレーシングの吉田俊介代表は有馬記念(G1)を候補に挙げている。
今回、エリザベス女王杯2連覇という史上4頭目の快挙となったが、他にも記録を達成。実は、ラッキーライラックのG1・4勝はすべて違う騎手によってもたらされている。
2017年の阪神JF(G1)は石橋脩騎手、19年のエリザベス女王杯はC.スミヨン騎手、今年の大阪杯(G1)はM.デムーロ騎手、そして先日のエリザベス女王杯はルメール騎手だった。
これまでにシンボリルドルフと岡部幸雄騎手、ディープインパクトと武豊騎手のように、数々の名コンビが競馬界を盛り上げてきた。名馬の名前を聞けば、即座に騎手の顔が浮かぶものである。
だが、ラッキーライラックの制したG1はレースごとで鞍上が異なり、ベストパートナーはいったい誰だったのかはっきりしない。
ただ、他にもG1・4勝以上を挙げた名馬も4人の異なる騎手でG1勝利をしている例もある。しかも、いずれもラッキーライラックと同じ牝馬だ。
Ranking
11:30更新武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
JRA戸崎圭太「自主隔離中は英語の勉強をしていました」ディープモンスターとのコンビも決定! 40歳を超えて遂げた「新たな変化」とは
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- T.オシェア「存在感なし」のまま馬質急降下…。レガレイラ、シックスペンスらの代打浮上もG1騎乗予定なし。UAEのレジェンドが大きく躓いた「あの一鞍」とは
- JRA 今月急死「レースを愛した」個性派オーナーがドバイで3頭出し! 寵愛受けたM.デムーロが「Wヴェローチェ」で弔い星へ
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- アーモンドアイ「弱点」はアウェーの洗礼!? ドバイターフ(G1)へ国枝栄調教師が語る「懸念」と「ドバイのルール」に飲まれた日本最強馬
関連記事
エリザベス女王杯(G1)C.ルメール「アーモンドアイがいなかったら」ラッキーライラック連覇に元JRA安藤勝己氏「勝利は必然」も…… 有馬記念で「鞍上問題」勃発か!?
JRA北村友一「まだ早い」もC.ルメール「遅過ぎ」一笑!? エリザベス女王杯(G1)ラッキーライラックVSサラキア「クビ差」の接戦は仕掛けのタイミングで物議
JRAラッキーライラックは2番手! エリザベス女王杯(G1)阪神開催が「レースの肝」。大本命は最強ローテのアノ馬、「激アツ情報」で意外な「マル秘穴馬」も急浮上か
JRAエリザベス女王杯(G1)三連単「154万」の大波乱再び!? ラッキーライラックに不吉な“何か”……「奇策」が呼び込んだ勝利に「勝負服」宿る“サムシング”
JRA「でも、フェアなコースです」C.ルメール2週連続「大外枠」にガックリ!? エリザベス女王杯(G1)「絶望」ラッキーライラック頼みの綱は名手の秘策か