GJ > 競馬ニュース > ラッキーライラック「大偉業」の可能性も
NEW

JRAラッキーライラック「弘法筆を選ばず」で「史上初」!? 有馬記念(G1)視野で、ウオッカ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナ越え「大偉業」の可能性も

【この記事のキーワード】,

JRAラッキーライラック「弘法筆を選ばず」で「史上初」!? 有馬記念(G1)視野で、ウオッカ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナ越え「大偉業」の可能性もの画像1

「弘法筆を選ばず」

 本当の名人は、道具の善し悪しなど問題にしないという意味のことわざである。これは競馬界においても同様のことが言えるかもしれない。

 15日、阪神競馬場で行われたエリザベス女王杯(G1)はC.ルメール騎手のラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)が連覇を飾った。

JRAラッキーライラック「弘法筆を選ばず」で「史上初」!? 有馬記念(G1)視野で、ウオッカ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナ越え「大偉業」の可能性もの画像2

 初コンビを組んだルメール騎手は「本当に強い馬です。2歳からトップレベルで走ってくれていましたし、勝つ自信がありました」とコメント。同期のライバル・アーモンドアイの主戦騎手はラッキーライラックの強さを認めており、その能力を存分に引き出して勝利を掴んだ。

 なお、ラッキーライラックの次走について、サンデーレーシングの吉田俊介代表は有馬記念(G1)を候補に挙げている。

 今回、エリザベス女王杯2連覇という史上4頭目の快挙となったが、他にも記録を達成。実は、ラッキーライラックのG1・4勝はすべて違う騎手によってもたらされている。

 2017年の阪神JF(G1)は石橋脩騎手、19年のエリザベス女王杯はC.スミヨン騎手、今年の大阪杯(G1)はM.デムーロ騎手、そして先日のエリザベス女王杯はルメール騎手だった。

 これまでにシンボリルドルフと岡部幸雄騎手、ディープインパクトと武豊騎手のように、数々の名コンビが競馬界を盛り上げてきた。名馬の名前を聞けば、即座に騎手の顔が浮かぶものである。

 だが、ラッキーライラックの制したG1はレースごとで鞍上が異なり、ベストパートナーはいったい誰だったのかはっきりしない。

 ただ、他にもG1・4勝以上を挙げた名馬も4人の異なる騎手でG1勝利をしている例もある。しかも、いずれもラッキーライラックと同じ牝馬だ。

JRAラッキーライラック「弘法筆を選ばず」で「史上初」!? 有馬記念(G1)視野で、ウオッカ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナ越え「大偉業」の可能性ものページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛