真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.12.17 06:00

JRA武豊は隠れた勝ち組「消えた68勝」はどこへ? “コロナの功名”に笑うのはC.ルメール、川田将雅ではなく……
編集部
デアリングタクトと共に史上初の無敗牝馬三冠を成し遂げるなど、騎手人生最高のシーズンを送っている松山弘平騎手。昨秋は25勝だったが、今年は33勝にアップ。勝率に至っては0.104から0.151と、約1.5倍増となっている。
すでに自己最多を大きく上回る124勝で、リーディング4位。デアリングタクトとのコンビで名を大きく売ったこともあって、外国人騎手不在で頭を悩ませた陣営が“旬の男”に目を奪われるのも必然か。
また、そんな松山騎手以上の恩恵を受けていそうなのが、福永祐一騎手だ。
コントレイルと共に史上3頭目の無敗牡馬三冠を成し遂げるなど、ついに競馬界の頂点に上り詰めた福永騎手。昨秋は20勝に留まったが、今年はここまでで37勝と大幅なアップ。勝率も0.131から0.209と爆上がりしており、外国人騎手がいない恩恵に大きく預かっていると言えるだろう。
現在リーディング3位で、130勝はキャリアハイの133勝にあと一歩。自己記録更新はほぼ確実で、福永騎手にとっては忘れられない一年になりそうだ。
番外編といっては失礼だが、リーディング5位の武豊騎手も実は隠れた“勝ち組”だ。
表面上の勝ち星こそ26勝から28勝の微増だが、武豊騎手は凱旋門賞に参戦した影響で2週間の隔離があった。そのため勝率は0.149から0.224と大きくアップ。隔離のビハインドを完全に跳ね返しているといえるだろう。
PICK UP
Ranking
11:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 三浦皇成×ノースヒルズの「大物候補」がデビュー戦完勝! 出世レース快勝も「無念」の長期休養…元クラシック候補の“忘れ物”回収なるか
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
関連記事
JRA「幻の3強」ラッキーライラックを超えた打倒アーモンドアイ筆頭。無念の引退から2年……今もファンから惜しむ声
JRA一致団結でコロナ撃退! ソダシとの「コンビ継続」に吉田隼人も感謝!? 絆の“3密”で掴んだ「4年半ぶり」のG1制覇
JRA C.ルメール「勝てない」朝日杯FS(G1)に「千載一遇」のチャンス!? 「10度目」の挑戦で訪れた「僥倖」に悲願達成の可能性
JRAクラシック無冠ノーザンファーム「G1・6連勝」の大逆襲! 三冠許すも牙城は盤石…… 屈辱味わった14年ぶりの悪夢払拭へ
JRA戸崎圭太チュウワウィザード「空き巣」成功!? 「2000万馬券」演出で、ウイニングランが“やり辛かった”名牝に続けるか