GJ > 競馬ニュース > 鈴木和幸の重賞注目馬
NEW

「ステイヤーズステークスは距離適性がモノをいう。注目の推奨馬はコレ」競馬評論家・鈴木和幸の重賞注目馬を公開!

【この記事のキーワード】, ,
suzukikazuyuki.jpg

競馬歴45年の矜恃をかけて

 競馬評論家の鈴木和幸です。2016年のJRAもあと4週間。最後の力を振り絞って全力予想をお届けしていきます。今週は土曜に行われる注目重賞の第50回ステイヤーズテークス(G2)の推奨馬をお届けします。

重賞の推奨馬を公開

12月3日(土曜)
中山競馬場
第11レース
第50回ステイヤーズテークス(G2)

 昨年に続いてアルバートの連覇濃厚だ。1200m同様に、3600mの特殊距離ではその距離適性が大きくモノをいう。だから、適性のある同一馬が連続して活躍するのが、このレースの特長である。たとえば、4年前の第46回に初挑戦したデスペラードという馬は、その年こそ3着だったが、翌47回、48回を連覇といった具合である。

 アルバートの昨年は5馬身のぶっちぎり、この一事を持ってその適性ぶりがわかる。3200mを走った後の残り2Fを、11秒台の速さでまとめられたのは道中、かかることなく折り合って走れたから。これこそが3600mへの距離適性以外の何ものでもない。

 昨年は、条件戦ながら3連勝、その勢いでステイヤーズステークスをも制してしまった感もある。そこへいくと今年は、前走が半年ぶり、骨膜炎病み上がりのアルゼンチン共和国杯。少なからず心配があったわけだが、先週のジャパンカップで3着したシュヴァルグランには屈したものの、半馬身差2着確保だから立派なもん。3連勝の勢いがあった昨年とは別の意味の、いい体調で出走できる。この点については、前走で手綱をとった戸崎がレース後、「叩いた次(つまり今回)はもっとよくなります」、と太鼓判だった。

「ステイヤーズステークスは距離適性がモノをいう。注目の推奨馬はコレ」競馬評論家・鈴木和幸の重賞注目馬を公開!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛