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2016.12.01 09:08

【徹底考察】チャンピオンズC(G1) ゴールドドリーム「3歳の新星が亡きタガノトネールの意志を継ぐ!立ち塞がるはライバルよりも巨大な『データ』の壁」
監修=下田照雄(栗東担当)

『考察』
3歳屈指の安定感を持つゴールドドリームが、いよいよダート界の頂点に挑戦する時が来た。
ここまで7戦して4勝2着2回3着1回と、すべて馬券圏内を確保。特に前走の武蔵野S(G3)で、古馬相手に結果を残せた意味は大きい。
まずは、その前走を振り返ってみたい。
どうやら本馬には相当な東京1600m適性があるようだ。すでにヒヤシンスS(OP)、ユニコーンS(G3)を勝利しており、ここでも2着を確保。例え、今回で結果が出なくとも、来年のフェブラリーS(G1)では無条件で人気になりそうだ。
ゴールドドリームに限らず、東京1600mに良績を残す馬の多くは、このコースの「2つ」の恩恵に預かっているからだ。まず1つは東京が誇る直線の長さ。コースが広いため、紛れが起きにくいことも要因だろう。
そして、もう一つが「芝スタート」となることだ。これは述べるまでもなく、芝に適性のある馬ほどスタートの加速が楽になる。どうやらゴールドドリームも、そんな特徴を持つ一頭である可能性が高い。逆に述べれば、ダートスタートとなる中京では思わぬ後方からの競馬を強いられる可能性があるということだ。
レースはスタートから主導権を握ったタガノトネールが圧巻の逃げ切り。1000mを58.3秒で通過しながら、最後まで逃げ粘り1:33.8でレコード勝ちしている。本馬とは直接関係があるわけではないが、タガノトネールはその後チャンピオンズCに向けての調整中に右第3中手骨開放骨折を発症し予後不良。有望な一頭だっただけに残念でならない。
ゴールドドリームはタガノトネールが作ったハイペースを中団で追走し、上がり3ハロン全体2位の34.9秒の末脚を駆使して2着を確保している。
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