GJ > 競馬ニュース > 有馬記念(G1)的中には武豊と池添が必須!?
NEW

JRA有馬記念(G1)的中には武豊と池添が必須!? 最注目は「○番人気」の伝説…… 奇跡起こしたオグリキャップ、トウカイテイオーに共通していたのは

【この記事のキーワード】, ,

JRA有馬記念(G1)的中には武豊と池添が必須!? 最注目は「○番人気」の伝説…… 奇跡起こしたオグリキャップ、トウカイテイオーに共通していたのはの画像1 今週末は朝日杯FS(G1)が阪神競馬場で開催される。その一方で来週の有馬記念(G1)の足音も徐々に大きくなって来た。気の早い競馬ファンは2歳G1よりも暮れのグランプリの行方が気になっているのではないだろうか。

 今年の競馬界を盛り上げた三冠馬コントレイル、デアリングタクトは年内休養を発表。この2頭の挑戦をジャパンC(G1)で退けたアーモンドアイは9冠達成という有終の美で引退レースを駆け抜けた。

 残念ながらこれらの参戦はないとはいえ、秋の天皇賞でアーモンドアイ相手にあわやの大金星かという接戦に持ち込んだフィエールマン、クロノジェネシスが出走を予定。それ以外にも、昨年に続いてエリザベス女王杯を連覇したラッキーライラックが引退レースに選んだことで1年の掉尾を飾るG1として盛り上がりそうだ。

 有馬記念はこれまでに数々のドラマを生み出して来た。

 中でも最も有名なのは今でも競馬ファンにとって語り草となっている90年だろう。元祖芦毛の国民的アイドルホース・オグリキャップが若き天才・武豊騎手とのコンビで挑んだ年だ。地方競馬笠松から鳴り物入りで中央に移籍した怪物も勢いに陰りが見え始めていた。

 秋の始動戦に選んだ天皇賞・秋(G1)で6着に敗れると、次走のジャパンCを自身初の二桁着順に大敗した。闘争心が売りの馬が抵抗することなく惨敗したことにより、ファンの間では「オグリはもう終わった」という声も出た。

 中央移籍2戦目以降、日本馬相手にタマモクロス、スーパークリークにしか1番人気を譲ったことのなかったオグリキャップ。これらのライバルが不在だったにもかかわらず、初めて4番人気という評価に甘んじたのだった。

 だが、やはりヒーローとは目に見えない力を持っているのだろう。武豊騎手を背にしたこの日のオグリは目に輝きが戻っていた。後方から末脚が不発に終わった前走とは違い、好位からの競馬。手応え十分に直線で先頭に立つと、格の違いを見せつけて鮮やかな復活劇を披露したのである。

 スーパーホースの引退レースを一目見ようと中山競馬場に詰めかけたファンの数はなんと17万7779人。これは中山の入場人員レコードを記録。当日の馬券売り場は長蛇の列となり、スタート1時間前には席を離れようものなら、スタンドに戻れないほどの大混雑となった。

 不死鳥のごとく復活した感動のラストランにファンは涙し、場内にはオグリコールが鳴りやまなかった。余談ではあるが、競馬の神様といわれた故・大川慶次郎氏がゴール前で「ライアンっ!ライアンっ!」と叫んだことでも話題となった。

 この日、4番人気で勝利を手にしたオグリキャップだが、有馬記念は不思議と4番人気馬が激走するレースとしても知られている。

JRA有馬記念(G1)的中には武豊と池添が必須!? 最注目は「○番人気」の伝説…… 奇跡起こしたオグリキャップ、トウカイテイオーに共通していたのはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  3. JRA天皇賞・春(G1)エタリオウの「扱い」が鍵? 「最強コンビ」桃井はること楠原安里梨が占う平成最後の聖戦
  4. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  5. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  6. 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か
  7. JRA矢作芳人調教師「馬場のことは、いつも棟広に聞いているぐらいだから」ジャパンC(G1)にコントレイルを出走させる名伯楽も信頼!『KEIBAコンシェルジュ』棟広良隆氏【特別インタビュー】
  8. 競馬・パチスロ「勝ちまくり」の無双モード!?「キャプテン渡辺」が濃厚すぎる上半期を振り返る!!【特別インタビュー】
  9. 【NHKマイルC】父は名マイラー、母もマイルG1馬の「黄金血統」、前走惨敗で評価急落も…注意しておきたい激走候補2頭
  10. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も