GJ > 競馬ニュース > 川田将雅「勝率0%」の鬼門枠で絶望か!?
NEW

川田将雅「勝率0%」の鬼門枠で絶望か!? ホープフルS(G1)ダノンザキッドによぎる2歳G1「単勝1.7倍」裏切りの記憶

川田将雅「勝率0%」の鬼門枠で絶望か!? ホープフルS(G1)ダノンザキッドによぎる2歳G1「単勝1.7倍」裏切りの記憶の画像1

 26日、中山競馬場でホープフルS(G1)が行われる。近2年はサートゥルナーリア、コントレイルが制しており、クラシックに直結するレースと言えるだろう。暮れの大一番・有馬記念(G1)の前日に行われる2歳G1からも目が離せない。

 今年、1番人気が予想されるのがダノンザキッド(牡2歳、栗東・安田隆行厩舎)だ。

 デビュー戦は若さを見せて最後の直線で内に切れ込んだものの、2着ワンダフルタウンに3馬身差をつける圧勝。その後、ワンダフルタウンが未勝利戦を8馬身差で制し、京都2歳S(G3)を優勝していることも、ダノンザキッドの評価をさらに上げた。

 そして、2戦目の東スポ杯2歳S(G3)を余力十分なレース内容で制し、クラシック路線の最有力馬とも目されている。昨年はコントレイルが東スポ杯2歳SからホープフルSを制しており、ダノンザキッドもそれに続くことが出来るか注目が集まっている。

 24日、ホープフルSの枠順が発表され、ダノンザキッドは6枠10番からの発走となることが決定した。

 この枠番について陣営は「ちょうどいい」と手応えを感じている様子だが、鞍上の川田将雅騎手にとって「鬼門」の枠番であることは見逃せない。

●川田騎手G1レース成績
6枠 [0-0-0-13/13] 10番 [0-2-1-15/18]

 G1・14勝を誇る川田騎手だが、唯一6枠だけ優勝経験がないのである。6枠に入った馬の最高人気が3番人気だったということもあるが、一度も馬券圏内に来ていないのは不吉だ。

 さらに、10番からの発走でも未勝利。こちらは2度の1番人気を裏切る結果である。そのどちらもハープスターでの敗戦だった。

 2013年の阪神JF(G1)で単勝オッズ1.7倍の断然人気に支持されたハープスター。前走の新潟2歳S(G3)で牡馬相手に直線18番手からごぼう抜きにした走りが強烈なインパクトを残したことが人気の後押しとなった。

 14番手の後方集団からレースを進め、最後の直線では馬群を縫って進出。途中、前が狭くなるシーンがありながらも前が開いて抜け出すと、もの凄い末脚で先に抜け出したレッドリヴェール、フォーエバーモアに迫るも、3頭並んだところがゴールだった。結果はハナ差でレッドリヴェールに軍配が上がった。

 まさかの敗戦に川田騎手は「非常に申し訳なく思っています」とコメント。松田博資調教師は「無理な所に入って行ったからな。もったいない競馬だった」と位置取りを悔やんだ。

 その後、ハープスターは桜花賞(G1)を制するも、またしても10番からの発走となったオークス(G1)では2着に敗れた。

 7年前の2歳G1で不覚を取った時と同じ馬番を引き当ててしまった川田騎手。ダノンザキッドとともに嫌な記憶を払拭することができるだろうか。

 ちなみに有馬記念でも川田騎手は6枠からの発走となる……。

川田将雅「勝率0%」の鬼門枠で絶望か!? ホープフルS(G1)ダノンザキッドによぎる2歳G1「単勝1.7倍」裏切りの記憶のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  4. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  5. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  8. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  9. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!