
JRAリーディング争い最終章。騎手は関東1位争いに意外な援軍、激戦の調教師は有馬記念で奇跡の大逆転なるか?
2020年のJRAも今週で最終開催となった。有馬記念もホープフルSも気になるのが、最後まで激戦が繰り広げられてきた年間リーディングの行方も目が離せない。以前にも説明したように、JRAにおいて騎手・調教師・馬主・生産者・種牡馬の年間成績は非常に重要。この成績を元に来年以降、どの厩舎に預けるか、どの騎手を乗せるか、どの牧場の馬を買うか、どの種牡馬を種付けするか、どのクラブに申し込むかなど、リーディングは様々な判断基準にもなるからだ。
今回は最終決戦を迎えるJRA各リーディング争いをチェックし、最後の最後で逆転があるのか、今週の出走馬とともにまとめてみた。
■最多勝利騎手
1位 C.ルメール 202勝
2位 川田将雅 165勝
3位 福永祐一 133勝
4位 松山弘平 125勝
5位 武豊 114勝
★関東騎手リーディング
1位 横山武史 92勝
2位 吉田隼人 89勝
3位 三浦皇成 77勝
最多勝利騎手はルメールで確定だ。これで4年連続リーディングとなるが、これは1月5日にJRAが始まった時点から、誰もが想定していたことでもある。それほどまでに、騎手のレベルとバックアップするノーザンファームの存在が大きい。しかし注目は関東騎手リーディングだ。最多勝利騎手は1位から5位までを関西のジョッキーが独占しているため、関西騎手リーディングに変動はない。しかし関東騎手リーディングは、現在横山武史騎手と吉田隼人騎手の差がわずか3勝。12月4日の時点では7勝差があったが、そこから3週間の間に3勝差まで縮まっている。今週の騎乗馬は横山騎手が12頭、吉田騎手が15頭となっており、騎乗馬の質や数から最後まで分からない状況。ただし横山騎手は12頭中7頭が乗り替わりと周囲のサポートが感じられる。しかし吉田騎手は10頭以上が乗り替わりで、しかもノーザンファーム関係の実績馬が多く回ってきた。横山騎手がノーザンファーム生産馬3頭に対し、吉田騎手はノーザンファーム生産馬7頭と強力な援軍だ。もしかしたら、二人が最後に騎乗する日曜の東西12Rが、最終決戦のレースとなるかもしれない。
そして最多勝利新人騎手は泉谷楓真騎手が19勝、秋山稔樹騎手が17勝と2勝差。泉谷騎手は今週7鞍に騎乗し秋山騎手は今週5鞍に騎乗。騎乗数でも泉谷騎手の方が多く、ここは優位に立っている。
■最多勝利調教師
1位 矢作芳人 52勝
2位 友道康夫 50勝
3位 堀宣行 48勝
4位 安田隆行 45勝(2着40回)
5位 藤沢和雄 45勝(2着30回)
6位 国枝栄 43勝(2着39回)
★関東調教師リーディング
1位 堀宣行 48勝
2位 藤沢和雄 45勝
3位 国枝栄 43勝
★関西調教師リーディング
1位 矢作芳人 52勝
2位 友道康夫 50勝
3位 安田隆行 45勝
1位矢作厩舎と 2位友道厩舎は2勝差。前回検証した時は1勝差だったが、矢作厩舎がひとつ差を広げた。しかし、今週は友道厩舎が11頭出走の大攻勢。対する矢作厩舎は8頭で出走数は分が悪い。そして有馬記念には友道厩舎がワールドプレミアとユーキャンスマイルの2頭、矢作厩舎はラッキーライラックが出走となっており、注目の一戦だ。3位争いは堀厩舎が3勝差をつけて一歩抜け出した印象。
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