
JRA「大激戦」武豊VS福永祐一! 京都金杯(G3)で激突も…… 待っていたのは衝撃の結末
年も変わり、注目の初日となった中央競馬。京都競馬場改修の関係で今年の京都金杯(G3)は中京開催となった。
好調ぶりを見せたのは武豊騎手と福永騎手のベテラン2人だ。
2Rの未勝利戦で武豊騎手が初勝利を挙げると、3Rの未勝利戦は福永祐一騎手が勝利して並んだ。すると今度は4R(1勝クラス)で武豊騎手が勝ってリード。これに負けじと福永騎手も5Rの新馬戦を勝利してそれぞれ2勝を挙げるデッドヒートを繰り広げた。
10R万葉S(OP)は武豊騎手が前走で手綱を取ったアンティシペイトに福永騎手が騎乗するも4着。その後はどちらも未勝利のまま迎えたメインレース・京都金杯に持ち越された。
武豊騎手のシュリは1番人気の支持を受け、対する福永騎手は2番人気ピースワンパラディでレースに挑んだ。重賞でそれぞれが有力馬に騎乗したこともあり、両名の白熱した戦いの舞台としては申し分ない状況が用意されたといえるだろう。
だが、そんな2人を待っていたのは衝撃的ともいえる結末だった。
武豊騎手のシュリは16頭立てのレースを5番手の好位から進めるも直線は伸びを欠き5着。同じような位置で外目を追走した福永騎手のピースワンパラディも、よく伸びたものの、勝ち馬を捉え切れずに2着に敗れた。
勝ったケイデンスコールは12番人気の超人気薄。人気を分け合った2頭が敗れたこともあり、3連単は122万8010円という大万馬券を演出する立役者となってしまった。
メインレースは残念な結果に終わったが、決戦の舞台はいよいよ最終12Rが残されていた。
武騎手が騎乗した1番人気リレーションシップが鮮やかな勝利を決めると、2着に福永騎手の6番人気カヌメラビーチが入ってワンツーフィニッシュ。この日好調だった2人の決着は武騎手が【3.1.0.4/7】、福永騎手が【2.2.0.5/9】に終わり、3勝を挙げた武豊騎手の勝利となった。
福永騎手との決戦を制し、3勝を挙げた武騎手は、新年初日の開催でリーディングトップに立った。とはいえ、同じく3勝で並んだ松山弘平騎手がしっかりと中山金杯を勝利したことを考えると、物足りなさが残った1日だったかもしれない。
PICK UP
Ranking
11:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
関連記事
JRA川田将雅メインレース不参加「極上3鞍」も未勝利の大誤算……。C.ルメール“正月休み”のチャンスをものにしたのはアノ騎手
JRAソダシ&サトノレイナスと“接戦”テンハッピーローズが中心も……トリオンフの半妹クールキャットにオークス2着馬の孫娘も登場【フェアリーS(G3)展望】
JRAアーモンドアイらG1馬を多数輩出!出世レースは「ノーザンF」期待の良血ククナ&レゾンドゥスリールVS「実績上位」バスラットレオン【シンザン記念(G3)展望】
JRA武豊の単勝1.5倍「大本命」惨敗から1年、今年の共同通信杯(G3)はG1級!? アルアイン弟の良血馬シャフリヤールほか実力馬多数参戦……
JRA一年の計は「金杯」にあり!? とっておきの“秘密兵器”でお年玉ゲットを狙え…… 二度来る穴馬は三度来る?