真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.01.07 19:00

JRA朝日杯FS(G1)「不要説」再燃!? “本領発揮”ホープフルSに完敗、マル外ダービー「消滅」の二の舞か……。転機となった3年前の逆転劇
編集部
19年もサリオス、コントレイルがともに無敗でG1を制するも、最優秀2歳牡馬に輝いたのはホープフルSの勝ち馬コントレイルだった。票数も197対77の圧勝。これはクラシックを勝ったサートゥルナーリアの功績が大きかったはずだ。
そして、コントレイルが3冠を達成したことにより、結果的にも朝日杯FSよりホープフルSの方がクラシックに直結する後押しになった。
「朝日杯FSより出世馬が多いというのは、ホープフルSの前身であるラジオNIKKEI賞、ラジオたんぱ杯の頃から言われてきました。これがG1昇格したことでより色濃くなってきましたね。
かつてマル外ダービーと言われたNHKマイルCも、日本ダービー(G1)が外国産馬に解放されたことで微妙な位置づけとなっています。朝日杯FSも唯一の混合2歳G1でしたが、ホープフルSのG1昇格により劣勢に立たされて来ましたね。今後、最優秀2歳牡馬はホープフルSの勝ち馬が受賞する流れが続くのではないでしょうか」(同)
これはあくまでも一つの指標であるが、今年のホープフルSには無敗馬が5頭出走したのに対して、朝日杯FSは3頭だった。クラシックを狙う馬はホープフルSを試金石の一戦として使っているという見方も出来るだろう。
今年、最優秀2歳牡馬に輝いたダノンザキッドがクラシックを戴冠すれば、ホープフルS優位の時代がまだまだ続くことになりそうだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
関連記事
JRAシンザン記念(G3)ククナ次第で新たな“格言”誕生!? 前走“不利連発”で負けて強しも、「2着」が濃厚の可能性が……
JRA史上初の屈辱コントレイルが年度代表馬「落選」……。アーモンドアイからバトンを受けた新王者に立ちはだかる「2つの壁」とは
JRA種牡馬フィエールマン「二軍スタート」の冷遇に疑問の声……実績はコントレイルに次ぐNo.2も問われる「3000m級」G1の価値
JRA武豊「次は川崎でアウォーディー」大先輩から迷言も!? ダービー馬の弟が復活かけて新天地挑戦…… 近年流行りの路線変更に乗れるか
JRA杉本清「前の2頭なんてどうでもいい!」コントレイル馬主の“脇役”の歴史。史上初、年度代表馬に選ばれなかった三冠馬……屈辱の「迷実況」から29年