GJ > 競馬ニュース > 朝日杯FS「不要説」再燃!?  > 2ページ目
NEW

JRA朝日杯FS(G1)「不要説」再燃!? “本領発揮”ホープフルSに完敗、マル外ダービー「消滅」の二の舞か……。転機となった3年前の逆転劇

JRA朝日杯FS(G1)「不要説」再燃!? 本領発揮ホープフルSに完敗、マル外ダービー「消滅」の二の舞か……。転機となった3年前の逆転劇の画像3

 19年もサリオス、コントレイルがともに無敗でG1を制するも、最優秀2歳牡馬に輝いたのはホープフルSの勝ち馬コントレイルだった。票数も197対77の圧勝。これはクラシックを勝ったサートゥルナーリアの功績が大きかったはずだ。

 そして、コントレイルが3冠を達成したことにより、結果的にも朝日杯FSよりホープフルSの方がクラシックに直結する後押しになった。

「朝日杯FSより出世馬が多いというのは、ホープフルSの前身であるラジオNIKKEI賞、ラジオたんぱ杯の頃から言われてきました。これがG1昇格したことでより色濃くなってきましたね。

かつてマル外ダービーと言われたNHKマイルCも、日本ダービー(G1)が外国産馬に解放されたことで微妙な位置づけとなっています。朝日杯FSも唯一の混合2歳G1でしたが、ホープフルSのG1昇格により劣勢に立たされて来ましたね。今後、最優秀2歳牡馬はホープフルSの勝ち馬が受賞する流れが続くのではないでしょうか」(同)

 これはあくまでも一つの指標であるが、今年のホープフルSには無敗馬が5頭出走したのに対して、朝日杯FSは3頭だった。クラシックを狙う馬はホープフルSを試金石の一戦として使っているという見方も出来るだろう。

 今年、最優秀2歳牡馬に輝いたダノンザキッドがクラシックを戴冠すれば、ホープフルS優位の時代がまだまだ続くことになりそうだ。

JRA朝日杯FS(G1)「不要説」再燃!? “本領発揮”ホープフルSに完敗、マル外ダービー「消滅」の二の舞か……。転機となった3年前の逆転劇のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!