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JRA横山武史「初G1制覇」を後押し!? 斎藤誠調教師「やっと下がきたかな」オークス馬ヌーヴォレコルト全妹がいよいよデビュー!

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 待望のG1奪取へ――。

 昨年は2019年の年間54勝を大きく上回る94勝を挙げ、デビュー4年目ながら関東リーディングの座に就いた横山武史騎手。ウインマリリンでフローラS(G2)を制覇するなど目覚ましい活躍を見せた。

 しかし、斜行による騎乗停止を課せられ、オークス(G1)ではウインマリリンに騎乗できず。昨年はその他にも、有馬記念(G1)で騎乗馬のブラストワンピースが競走中止となるなど、G1での巡り合わせが良くなかった。

 ただ、今年は昨年以上に期待できるラインアップとなりそうだ。

 年が明け3歳馬のクラシック戦線へ向けた戦いが繰り広げられるわけだが、牡馬では百日草特別(1勝クラス)でデビューからの2連勝を飾ったエフフォーリア。牝馬でも新馬戦を上がり最速の33.4秒で差し切ったレフトゥバーズがおり、ともに「大物感」も兼ね備えている。

 そして、今週さらなる期待馬が横山武騎手の手綱でデビューを迎えようとしている。ヌーヴォレコルトの全妹オメガロマンス(牝3歳、美浦・斎藤誠厩舎)だ。

 9日の中山芝1600mに出走を予定していたオメガロマンスだが、抽選により除外。16日の中山6Rにも同条件の新馬戦が組まれていることから、再び投票してくることが想定される。

 スポーツ報知の『POGブログ』によると、斎藤誠調教師は「やっとヌーヴォの下がきたかな、という感じがします」とオークスを勝利した姉を持ち出し、その期待感を露わにした。

 鞍上の横山武騎手は鈴木伸尋厩舎に所属しており、昨年は厩舎別で最多となる19勝。ただ、その他の厩舎では斎藤誠厩舎の管理馬で2位タイとなる8勝を挙げる活躍を見せている。昨年後半からは騎乗依頼馬の殆どが上位人気馬で、斎藤誠調教師の信頼も厚そうだ。

 13日の追い切りでは横山武騎手が跨り、美浦の坂路で4ハロン53.3秒。末強めに追われ、0.4秒追走したイディオム(新馬)に同入を果たした。終い1ハロンは11.8秒と上々の伸び。この日の美浦坂路で終い最速タイを記録し、ポテンシャルの一端を見せつけている。

「調教では、反応がすごくいい。走りが軽いですし、この子は伸びしろがありそう」

 そう語った斎藤調教師。12月上旬から調整が進められ、これまで豊富な調教本数を乗り込まれている。マイル戦でのデビューとなりそうだが、ヌーヴォレコルトの全妹であることから距離が延びても問題はなさそう。オークスに間に合えば楽しみな逸材だ。

 クラシックへ向け、今年は有力馬が数多く揃っている横山武騎手。待望のG1制覇へ、オメガロマンスの初戦にも注目が集まる。

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