JRAジャパンC(G1)大失態46位から「3位」のV字回復も、凱旋門賞(G1)がまさかのトップ10「圏外」……。世界最高峰レースが低評価の理由とは

V字回復の一方で、まさかの結果となった。
現地時間26日、IFHA(国際競馬統括機関連盟)が2020年世界のG1レースのレーティングTOP100を発表した。
日本のレースはジャパンC(G1)の3位が最高で、計14レースがランクインした。
●世界のG1レースTOP100にランクインした日本のG1レース
3位 ジャパンC(124.5)
4位タイ 天皇賞・秋(123.75)
7位タイ 安田記念(123.25)
10位 有馬記念(122.75)
26位タイ 大阪杯(119.75)
29位タイ マイルCS(119.50)
43位タイ 宝塚記念(118.00)
47位タイ 日本ダービー(117.75)
51位タイ 高松宮記念(117.50)
55位タイ 天皇賞・春(117.25)
60位タイ 皐月賞(116.75)
60位タイ 菊花賞(116.75)
74位タイ スプリンターズS(116.25)
82位タイ ヴィクトリアマイル(116.00)

この結果に最も影響を及ぼしているのが、史上初となる芝G1・9勝を挙げたアーモンドアイだろう。上位3レースはすべて同馬が出走しており、牝馬限定G1のヴィクトリアマイルすらもランクインしている。これは「2020年度ロンジンワールドベストレースホースランキング」で牝馬として最高順位の10位に輝いたアーモンドアイが、レースレベルを押し上げたことが影響しているはずだ。
昨年のジャパンCはアーモンドアイに加えて、3冠馬であるコントレイルとデアリングタクトが出走したことにより、ドリームマッチとして大いに盛り上がった。一昨年のジャパンCは同ランキングで46位(118)という日本を代表する国際競走としては、異例の低評価を受けていただけに名誉挽回となった。
その一方で、評価急落となったのが凱旋門賞(G1)である。
今年はトップ10に入ることすらできず、11位タイ(122.75)の低評価。2017年から3年連続で1位に輝いてきた世界最高峰のビッグレースがまさかの陥落となった。
これには出走メンバーが手薄だったことが影響していると考えられる。
世界最強女王のエネイブルは出走したものの、当時最強3歳牝馬として注目されていたラブが出走回避。さらに飼料から禁止薬物が検出されたことにより、A.オブライエン厩舎の管理馬がすべて出走取消となった。ジャパンに騎乗予定だった武豊騎手もこの煽りを受けたことは日本でも大きく報道され、衝撃を受けたファンも少なくないだろう。
レースはソットサスが優勝を飾るも、その後発表された「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で同馬は10位タイの評価にとどまった。この時点で、レースレベルが低いという烙印を押されていたのかもしれない。
ちなみに2020年の世界ランキング1位に輝いたレースはインターナショナルS(125.25)。このレースを制したガイヤースは、130ポンドを獲得して世界ランキング1位に輝いている。また、同馬が2着に敗れた愛チャンピオンS(124.75)が世界2位ということからも、2020年のランキングはガイヤースが大きな影響力を持っていたと言えそうだ。
もし、ガイヤースが凱旋門賞に出走していれば、トップ10圏外という事態は回避できていただろう。今年は凱旋門賞の復権に期待したいところだ。
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