GJ > 競馬ニュース > 池添謙一 痛過ぎた騎乗停止!
NEW

JRA池添謙一「言い訳の言葉もない」痛過ぎた騎乗停止! やる気満々も予定していたお手馬大放出…… 重賞大攻勢はまさかの大猛省に

【この記事のキーワード】,

JRA池添謙一「言い訳の言葉もない」痛過ぎた騎乗停止! やる気満々も予定していたお手馬大放出……  重賞大攻勢はまさかの大猛省にの画像1

「言い訳の言葉もないです。自分が悪い。10レースすいません。反省してまた頑張ります」

 池添謙一騎手が自身のTwitter( @0723Kenchan)でツイートした反省の弁だ。

 謝罪の対象となったのは、1月31日に中京競馬場で開催された10R美濃S(4歳上3勝クラス)の裁決についてである。このレースで1番人気ヒートオンビートに騎乗した池添騎手。先に抜け出して粘り込みを図るネプチュナイトを何とかゴール直前で捉え切り、ハナ差で勝利を飾っていた。

 しかし、道中では最後の直線コースでヒートオンビートが内側に斜行したため、シャイニーゲールの進路が狭くなる不利を受けた。この件について、ヒートオンビートに騎乗していた池添謙一騎手は、2月13日(土)から2月21日(日)まで9日間(開催日4日間を含む)の騎乗停止処分が下された。

 単勝1.9倍の圧倒的1番人気に騎乗していたこともあり、池添騎手にとっても負けられないレース。不利を受けた影響もあって、6着に敗れた被害馬シャイニーゲールの陣営には気の毒な結果ではあるが、池添騎手の斜行も決して故意に行われたものではない。あくまで勝つために必死に乗ったがための、勝負のアヤだったといえるだろう。

 だが、降着という最悪の事態こそ避けられた池添騎手だが、勝利と引き換えに失った代償の方がはるかに大きかったというほかない。

 池添騎手は先述のツイートに続いて「京都記念モズベッロ、ダイヤモンドSオーソリティ、フェブラリーSエアスピネル(号泣の絵文字)」と、騎乗停止期間に予定していた複数の重賞レース有力馬とのコンビが叶わなくなったことを投稿した。

「どの馬もチャンスのあるラインアップだっただけに、池添騎手にとってもこれは痛恨ですね。モズベッロはコンビを組んだ昨年の宝塚記念(G1)で3着の実力馬です。ぶっつけになった有馬記念(G1)は15着に敗れましたが、前走のAJCC(G2)はロスのある勿体ない競馬で5着と復調を感じる内容でした。

また、オーソリティは現役時代のお手馬だったオルフェーヴル産駒と、思い入れのある馬ですからね。エアスピネルにしても芝でG1級の実績馬。ダートに矛先を変えてから徐々に適応を見せ始めていただけに穴で面白い存在でした」(競馬記者)

 自身が撒いてしまった種が重賞のお手馬大放出にまで発展してしまったことは、大きな誤算となったとはいえ、そこは結果で評価されるプロの世界でもある。

 大猛省した池添騎手が復帰後にどのような手綱捌きを見せてくれるのか。失地回復に期待したいところだ。

JRA池添謙一「言い訳の言葉もない」痛過ぎた騎乗停止! やる気満々も予定していたお手馬大放出…… 重賞大攻勢はまさかの大猛省にのページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛