GJ > 競馬ニュース > 福永祐一 8年ぶりリーディングも夢じゃない理由  > 2ページ目
NEW

JRA福永祐一「大躍進」はアーモンドアイ、ウオッカも顔負け!? ライバル騎手に差をつけた戦略がズバリ…… 8年ぶりリーディングも夢じゃない理由

【この記事のキーワード】,

「ありきたりなことを言えば、ワグネリアンで福永家の悲願であるダービーを勝利したことや、コントレイルで無敗の三冠を達成して気持ちに余裕が出来たこともあるでしょう。福永騎手自身も以前のように慌てなくなったと言っていましたし、騎乗に好影響を与えているのは間違いありません。

ですが、やっぱり一番大きいのは京都競馬場の改修でしょうね。これによって中京競馬場が代替開催として使われているため、今年ここまで最も多くのレースが行われています。福永騎手はただでさえ『中京の福永』といわれているほぼ中京を得意とする騎手ですから、好成績を挙げても不思議ではありません」(競馬記者)

JRA福永祐一「大躍進」はアーモンドアイ、ウオッカも顔負け!? ライバル騎手に差をつけた戦略がズバリ…… 8年ぶりリーディングも夢じゃない理由の画像2

 さらに追い風となったのが川田騎手の不振だ。人気馬を分け合うライバルが開幕から大きく出遅れた分だけ、福永騎手の勝ち星が増えたともいえる。

 躍進の秘訣はこれだけではない。

 福永騎手自身も中京が得意と自覚しているのだろうが、徹底的に中京で騎乗する戦略もズバリとハマった。今年ここまで76鞍に騎乗しているが、中京以外で騎乗したのはフェアリーS(G3)のテンハッピーローズに乗るため、中山に参戦したこの1日のみという徹底ぶりである。

 かつてアーモンドアイやウオッカの陣営が苦手コースを避け、東京開催のレースばかりを集中して使うことに対し、一部のファンから「東京専用機」と揶揄された。中京にこもって成績を伸ばした福永騎手もさながら「中京専用機」といえそうだ。

 そんな福永騎手に朗報なのが、京都競馬場の改修工事による開催休止期間が2023年3月までとまだまだ先となっていることだ。代替開催先として中京競馬場の需要は例年以上に高まっている。

 得意コースでこのまま順調に勝ち星を増やすことが出来れば、2013年以来8年ぶりとなるリーディングジョッキーの座も見えてくるかもしれない。

JRA福永祐一「大躍進」はアーモンドアイ、ウオッカも顔負け!? ライバル騎手に差をつけた戦略がズバリ…… 8年ぶりリーディングも夢じゃない理由のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  5. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  8. 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. JRA横山典弘「ポツン」について激白!「俺のポツンがあまり好まれていないことはわかってる」知られざる「2つ」のポツンと、それでも続ける理由とは