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JRA日本ダービー馬が共同通信杯(G3)で見せた「大器の片鱗」。翌年に襲った府中巧者ゆえの「悲運」

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 秋は札幌記念(G2)をステップに菊花賞(G1)で2冠を狙うも、マンハッタンカフェの4着に敗退。その後、陣営はダービーと同じ舞台のジャパンCで王者テイエムオペラオーに挑んだ。結果はこの2頭のマッチレースの末、ジャングルポケットがクビ差しのいでG1・2勝目を飾った。

 この勝利でジャングルポケットは東京競馬場で3戦3勝。府中が得意と言われるトニービン産駒とあって、4歳以降もさらなる活躍が期待されたが、翌02年の秋の東京開催は、改修工事のため、中山競馬場で代替開催という不運に見舞われた。

 結局4歳春以降は、脚部不安などで順調さを欠いたジャングルポケット。秋は中山で開催されたジャパンCで5着、有馬記念では7着に敗れた。その後故障が判明したジャングルポケットは、翌03年1月に引退が決定。得意の府中では僅か3戦に終わり、改修工事のタイミングにも泣かされる形となった。

 アグネスタキオン、クロフネ、そしてマンハッタンカフェという強豪がひしめいたこの世代。その頂点を決めるダービーで最も輝いたのがジャングルポケットだった。

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