GJ > 競馬ニュース > エピファネイア時代「幕開け」!?
NEW

JRAエピファネイア時代「幕開け」でロードカナロア陥落!? ディープインパクトに続く「有力候補」リーディングサイアーになれる理由とは

【この記事のキーワード】,

JRAエピファネイア時代「幕開け」でロードカナロア陥落!? ディープインパクトに続く「有力候補」リーディングサイアーになれる理由とはの画像1

 14日、東京競馬場で行われた共同通信杯(G3)は、エピファネイア産駒のエフフォーリアが優勝。戦前は混戦模様が予想されたものの、終わってみれば2着ヴィクティファルスに2馬身半をつける快勝だった。

 これまで2戦負けなしも相手関係が疑問視されていたエフフォーリアは、この勝利で3戦全勝。その強さには、6番人気のキングストンボーイに騎乗したC.ルメール騎手が、レース後に自身のツイッターで「Derby horse !!」と呟いたほどだ。

 エピファネイア産駒といえば、初年度産駒からデアリングタクトが誕生。昨年の牝馬三冠に輝いたのは記憶に新しいところで、今年も大きな活躍が期待される。デアリングタクトも明け4歳となり、2歳、3歳、4歳(古馬)と、3世代揃う今年は、種牡馬・エピファネイアにとって勝負の年となりそうだ。

 2012年から現在まで常にリーディングトップを走ってきたディープインパクトは、3年目でリーディング首位に。それ以前にトップへと君臨していたのがキングカメハメハで、やはり3年目でトップに立っている。

 昨年はキングカメハメハの仔・ロードカナロアがリーディング2位につけているが、3年目には3位まで上昇。これらを見ても、種牡馬3年目となるエピファネイアにとって、今年の成績が今後に大きな影響を与えそうだ。

■昨年リーディング上位種牡馬のリーディング推移(種牡馬名、初年度、2年目、3年目)

1位 ディープインパクト 35位 2位 1位
2位 ロードカナロア 40位 7位 3位
3位 ハーツクライ 55位 16位 9位
4位 オルフェーヴル 64位 13位 10位
5位 キングカメハメハ 44位 8位 1位
6位 ルーラーシップ 65位 12位 8位
7位 ダイワメジャー 35位 7位 4位
8位 キズナ 37位 8位 ※5位
9位 エピファネイア 48位 9位 ※8位

※初年度産駒が2019年デビューのキズナ、エピファネイアは、「3年目」のみ現時点でのリーディング順位

 昨年は産駒がデビューして間もないキズナ、エピファネイアが8位、9位と健闘。次世代を担う種牡馬となる可能性は高い。

 同世代であるキズナ、エピファネイアは、現役時に日本ダービー(G1)で対戦。2頭でワンツーを決めたレースだったが、勝利したのはキズナだった。

 種牡馬となった今もリーディングでキズナに劣っており、今も「目の上のたん瘤」として存在する。

 しかし、そんなエピファネイアも種牡馬としてはまだ3年目。十分に逆転の目は残されている。

JRAエピファネイア時代「幕開け」でロードカナロア陥落!? ディープインパクトに続く「有力候補」リーディングサイアーになれる理由とはのページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  2. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  3. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  4. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  5. 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?