JRA川田将雅の「G1騎乗成績」を徹底検証! 高松宮記念(G1)ダノンスマッシュは“買い”か“消し”か?

高松宮記念(G1)でダノンスマッシュに騎乗する川田将雅騎手は、C.ルメール騎手と年間リーディングを争える実力を持つトップジョッキー。その勝率、連対率は非常に高く、地方交流重賞を含めここまで重賞135勝をあげている。
しかし、G1レースや重賞の人気馬に騎乗すると、信頼度が一気に低下するイメージがファンの間であるのも事実。そこで川田騎手のG1騎乗成績を調べ、その傾向や得手不得手を探ってみた。
デビュー3年目の東京優駿(日本ダービー)がG1初騎乗。そして今年2月のフェブラリーSまで合計225レースに騎乗し、通算15勝(勝率6.7%)と素晴らしい成績だ。
ただ、「古馬の芝G1」を勝利したのは2018年9月のスプリンターズSが最後。以降、古馬の芝G1レースは27連敗と敗戦が続き、その間1~3番人気に騎乗した回数は11回ながら結果が出ていない。川田騎手にとって古馬の芝G1レースは鬼門なのか。まずは各データを見てみよう。
■年毎のG1騎乗成績と勝利G1レース
2006年 0,0,0,1
2007年 0,1,1,14
2008年 1,1,0,12 皐月賞(キャプテントゥーレ)
2009年 0,0,0,14
2010年 1,0,0,10 菊花賞(ビッグウィーク )
2011年 0,0,0,13
2012年 1,0,0,14 優駿牝馬(ジェンティルドンナ)
2013年 0,3,0,13
2014年 2,2,0,15 桜花賞(ハープスター )、エリザベス女王杯(ラキシス)
2015年 2,0,1,12 安田記念(モーリス )、宝塚記念(ラブリーデイ )
2016年 1,1,1,13 東京優駿(マカヒキ)
2017年 2,2,0,13 安田記念(サトノアラジン)、朝日杯FS(ダノンプレミアム)
2018年 2,3,4,8 高松宮記念、スプリンターズS(ともにファインニードル)
2019年 1,5,4,10 チャンピオンズC(クリソベリル)
2020年 2,1,1,16 朝日杯FS(グレナディアガーズ )、ホープフルS(ダノンザキッド)
2021年 0,0,0,1
■競馬場別G1勝利数
東京競馬場 4勝
中山競馬場 3勝
京都競馬場 2勝
阪神競馬場 4勝
中京競馬場 2勝
■距離別G1勝利数
芝1200m 2勝
芝1600m 5勝
芝2000m 2勝
芝2200m 2勝
芝2400m 2勝
芝2500m 0勝
芝3000m 1勝
芝3200m 0勝
ダ1600m 0勝
ダ1800m 1勝
■人気別G1成績
1番人気 5,6,3,8 勝率22.7%・連対率50.0%・複勝率63.6%
2番人気 2,1,3,13 勝率10.5%・連対率15.8%・複勝率31.8%
3番人気 3,4,1,9 勝率17.6%・連対率41.8%・複勝率47.1%
7番人気 4,1,0,14 勝率21.0%・連対率26.3%・複勝率26.3%
■条件別G1勝利数
2歳限定 3勝
3歳限定 5勝
古馬混合 7勝
■年齢別G1勝利数
2歳 3勝
3歳 6勝
4歳 2勝
5歳 3勝
6歳 1勝
■性別G1勝利数
牡馬 12勝
牝馬 3勝
■G1レース別成績
フェブラリーS 0勝
高松宮記念 1勝
大阪杯 0勝
桜花賞 1勝
皐月賞 1勝
天皇賞(春) 0勝
NHKマイルC 0勝
ヴィクトリアマイル 0勝
オークス 1勝
日本ダービー 1勝
安田記念 2勝
宝塚記念 1勝
スプリンターズS 1勝
秋華賞 0勝
菊花賞 1勝
天皇賞(秋) 0勝
エリザベス女王杯 1勝
マイルCS 0勝
ジャパンC 0勝
チャンピオンズC 1勝
阪神JF 0勝
朝日杯FS 2勝
ホープフルS 1勝
有馬記念 0勝
■生産者成績
ノーザンファーム 9勝
社台ファーム 1勝
その他 5勝
■社台グループ成績
社台グループ限定 11勝
社台グループ以外 4勝
■所属別成績
関東馬 1勝
関西馬 14勝
■状況別成績
乗り替わり 3勝
継続で騎乗 12勝
デビュー11年で3歳クラシック完全制覇はさすがの一言。そして1200m~3000mまで満遍なく勝利している。傾向として関西馬に騎乗、ノーザンファームや社台グループの馬、乗り替わりなどで好成績となっており、イメージにある2~3歳戦に偏っているというわけではない。
また、1番人気と3番人気での勝率・連対率はともに素晴らしく信頼度は高い。そして意外にも7番人気で4勝というデータがあることには驚いた。人気馬でしか勝利していないイメージが多いかと思われるが、7番人気での勝率は2~3番人気を上回っており、これは覚えておいた方がいいだろう。
ただし前述したように、古馬の芝G1レースを勝利したのは2018年のスプリンターズSが最後で現在27連敗中。この27連敗を調べてみると意外な事実がわかる。
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