GJ > 競馬ニュース > 皐月賞 デムーロ「危機一髪」!?
NEW

JRA 皐月賞(G1)M.デムーロ「危機一髪」でグラティアス確保!? 昨年に続く強運で「乗っ取り」回避も思い出される苦い過去

 6日、オーソクレース(牡3歳、美浦・久保田貴士厩舎)が皐月賞(G1)を回避すると、同馬を所有するキャロットクラブがホームページで発表。先週の追い切り後、しばらくしてから右トモを気にする素振りを見せていたとのことで、出走を見送り近日中にノーザンファーム天栄へ放牧に出されることがわかった。

 ホープフルS(G1)で2着だったオーソクレースの騎乗を予定していたのは、リーディングトップのC.ルメール騎手。これまでグラティアスの主戦を務めていたジョッキーでもある。

「オーソクレース、グラティアスはともにルメール騎手のお手馬ですが、皐月賞でオーソクレースを選んだため、グラティアスは松山騎手への乗り替わりが決まったと思われます。

ただ、その松山騎手が騎乗停止になったことで、デムーロ騎手に騎乗依頼が回ってきました。ルメール騎手の継続騎乗が可能であれば、グラティアスへの乗り替わりもあるかと思いましたが、結果的にルメール騎手はアドマイヤハダルへの騎乗が決まったみたいですね。デムーロ騎手としても戦々恐々だったのではないでしょうか」(競馬記者)

 今回のオーソクレースによる乗り替わりを回避したデムーロ騎手は、もしかすると強運の持ち主なのかもしれない。

 これまでにも、度々起こっている鞍上問題であるが、似たようなケースとしては昨年のスプリンターズS(G1)が思い出される。

 このレースでは、福永祐一騎手がインディチャンプに騎乗予定だった。その他のお手馬、ミスターメロディ、レッドアンシェルは別の騎手へと乗り替わることが予定されていた。

 これにより前年の高松宮記念(G1)覇者ミスターメロディとのコンビで、参戦が目されていた北村友一騎手。実際に、同年春の安田記念(G1)でも福永騎手がインディチャンプに騎乗したため北村友騎手が乗り替わり、続くセントウルS(G2)でもコンビが継続されていた。

 しかし、インディチャンプに右後肢の大腿二頭筋に炎症を発症するアクシデントが発生し、同レースの回避が決定したのだ。

 本来なら福永騎手がレッドアンシェルという流れもあるのだが、インディチャンプ回避決定の数日前にM.デムーロ騎手との新コンビが決まったばかり。近2走でミスターメロディに跨がっていた北村友騎手が降板となり、福永騎手に土壇場でミスターメロディが回ってきた。

JRA 皐月賞(G1)M.デムーロ「危機一髪」でグラティアス確保!? 昨年に続く強運で「乗っ取り」回避も思い出される苦い過去のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  3. JRA天皇賞・春(G1)エタリオウの「扱い」が鍵? 「最強コンビ」桃井はること楠原安里梨が占う平成最後の聖戦
  4. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  5. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  6. 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か
  7. JRA矢作芳人調教師「馬場のことは、いつも棟広に聞いているぐらいだから」ジャパンC(G1)にコントレイルを出走させる名伯楽も信頼!『KEIBAコンシェルジュ』棟広良隆氏【特別インタビュー】
  8. 競馬・パチスロ「勝ちまくり」の無双モード!?「キャプテン渡辺」が濃厚すぎる上半期を振り返る!!【特別インタビュー】
  9. 【NHKマイルC】父は名マイラー、母もマイルG1馬の「黄金血統」、前走惨敗で評価急落も…注意しておきたい激走候補2頭
  10. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も