
JRA 武豊主戦メイケイエールが『ウマ娘』入り!? オーナー「ぜひ、加えてもらえたら」現役屈指の破天荒キャラで“ゴールドシップ”に挑戦状か

「とても話題になっていますしね。ぜひ、加えてもらえたらなんて」
『中日スポーツ』の取材にそう答えたのは、桜花賞(G1)が控えるメイケイエール(牝3歳、栗東・武英智厩舎)のオーナー名古屋競馬の中西肇社長だ。
詳細はぜひ記事を読んでいただきたいが、中西社長が“参戦”に前向きなのは、先日500万ダウンロードを達成するなど大ヒットを記録している『ウマ娘 プリティーダービー』(Cygames)であるというから驚きだ。
競馬を彩った名馬が女性アイドル化し、そのままレースを走ってしまうという異色のゲーム。発表当初は競馬ファンの間でも賛否両論あったものの、グッズ展開やアニメ放送などが先行した結果、サービス開始直後から人気が爆発。あっという間に大ヒット作となった。
「競走馬が擬人化するというテーマもあって、当初は関係者の間でも賛否両論があったようです。実際に『ウマ娘』にはオグリキャップやトウカイテイオーなど、過去の名馬が数多く登場していますが、今でもオルフェーヴルら数多くの名馬を輩出し続けている社台グループや、ディープインパクトの金子真人オーナーなどの所有馬は登場していません。
そんな中で名古屋競馬(メイケイエールのオーナー)さんが前向きな姿勢を見せてくれた点は、決して小さくないと思います。現在、現役馬がゲームに登場した例はないですが、ぜひ実装を期待したいですね」(競馬誌ライター)
また、中西社長が「エールはキャラクターも濃いですから」と話す通り、メイケイエールといえば主戦の武豊騎手でさえ手を焼いている気性の荒さがトレードマーク。もし、擬人化されるとすれば、かなり個性的なキャラクターになりそうだ。
「『ウマ娘』の個性派キャラといえば、一部のファンから熱烈な人気を集めているゴールドシップが真っ先に思い浮かびます。個性派揃いのウマ娘の中でも一際異彩を放っていて、その破天荒ぶりから、逆に競走馬の方のゴールドシップのじゃじゃ馬ぶりが改めて話題に上るほど。
それにしても、そんなメイケイエールと今年の桜花賞で、かつてゴールドシップを手掛けた今浪隆利厩務員が担当されるソダシが一緒に走るというのは、面白い構図ですね。メイケイエールとしては、リアルで打倒ソダシを成し遂げて『ウマ娘』でもゴールドシップに挑戦状を叩きつけてもらいたいです(笑)」(同)
中西社長がメイケイエールの『ウマ娘』化に前向きなのも、名古屋競馬が管理する中京競馬場がもっと多くの人々の注目を集めてほしいからこそだそうだ。
桜花賞(G1)の有力候補にも挙がっているメイケイエール。堂々の『ウマ娘』入りに向け、まずはG1勝利の箔をつけたいところだ。
(文=銀シャリ松岡)
<著者プロフィール>
天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。まれに自分の記事で泣く。
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