真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.06 06:00

「さらば、愛しの有馬記念」レーティング基準クリアでホープフルSの「G1昇格」に待ったなし。数多くの「疑問」も今月中にも承認か
編集部
また、ホープフルSがG1に昇格するということは今年以降の12月28日開催のメインレースとして、本競走が有馬記念に替わる「JRA・G1のラスト」を飾ることを意味している。
競馬の”大トリ”を飾るレースといえば有馬記念。競馬にとって日本ダービーを超える最大のレースであり、その規模は紅白歌合戦などと並ぶ年末の「国民的行事」と述べて差し支えない。
しかし、JRAはこれまで何度も、この国民的レースの「後」の競馬開催を試みては元に戻すという”迷走”を続けてきた。「有馬記念で一年の競馬を終えたい」というファンからの根強い反対があったからだ。
だが、ホープフルSはG2昇格後、JRAの思惑通り3年連続で基準をクリアし、G1昇格が目と鼻の先という状況になっている。そこまでしてJRAがホープフルSにこだわる理由は定かではないが、少なくとも今回の決定に多くの競馬ファンが納得していないことだけは事実だ。
朝日杯FSから中1週という「日程上の問題」、G1レースを増設することによって起こる「G1レースの価値低下」、そして有馬記念で競馬が締まらないという「情緒や風流の欠如」。
見た目以上にメリットよりもデメリットの方が大きい決定のようにも感じるが、果たしてJRAは”ファンの声”を置き去りにしてどこへ向かうのだろうか。ホープフルとは「希望に満ちた」という意味だが、今回のG1昇格が希望に満ちているとは言い難い。
競馬人気が復活しつつある今、どうかその情勢を大事にしていただきたいものである。
PICK UP
Ranking
11:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- JRA「超高額落札馬主」の思惑……「絶対損では?」疑問を解くあの「巨大組織」
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?