JRA 安田記念(G1)グランアレグリア鉄板「◎」も波乱必至!? 女王様に歯向かうのは無謀……「無欲の差し」が三連単高配当を生む?

「○」は、14番カテドラル。
近2走は、芝1600mのG3で連続の2着。いまだ重賞勝ちもなく、脚質的にも展開頼みの面は否めない。
関係者も「促して前へ行ったりすると、どうしても機嫌を損ねてしまうからね」と語るように、自分から動けないタイプ。ただ、グランアレグリアの圧勝を想定すれば、この「無欲の差し」こそがプラスに働かないだろうか。
重賞勝ちがないとはいえ、一昨年のマイルCS(G1)では上がり最速。今回と同舞台のNHKマイルC(G1)では、3着とグランアレグリアに先着している。
もちろん、この時のグランアレグリアが能力を出し切っていたとは思わないが、差しが届く流れであったことは事実。田辺裕信騎手の手腕に期待したいところだ。

「▲」は、12番ケイデンスコール。
こちらもカテドラルと同世代。NHKマイルCで2着に入り、グランアレグリアに先着した馬だ。
陣営は「東京はG1で2着など実績がありますし、確実に脚を使うので合っていますね」と得意コースで色気。NHKマイルC後は不振に喘いでいたが、約5カ月の休養を経て昨年末あたりから調子を取り戻してきた。
近3走は、重賞2勝と絶好調。昨年のマイルCSでグランアレグリア、インディチャンプの3着と好走したアドマイヤマーズとは、新馬戦、NHKマイルCと2度の接戦を繰り返しており、秘めたる能力は確か。本来の末脚を取り戻した今なら、今回の強敵相手でも通用すると見た。
「☆」は、11番ダノンキングリー。
やはり気になるのは、ダノックスの主戦・川田将雅騎手がプレミアムではなくキングリーに騎乗することだろうか。
昨年の安田記念では7着に敗れたが、稍重馬場で内枠。騎乗した戸崎圭太騎手が「3角でペースが落ち着いた時に、ノメってハミを取ってしまいました」と話したように、馬場が影響した部分も大きそう。一昨年のマイルCSも最内枠で、最後の直線も馬場の悪い内を通らされた。
一昨年の毎日王冠(G2)ではインディチャンプを差し切っており、東京自体の適性は十分。今回は久々となるが、陣営は「放牧で立て直して、良い頃の感じに戻ってきましたね。復調すれば、G1でも好走できる馬ですよ」と巻き返しを狙っており、狙ってみる価値はありそうだ。
「△」は1番サリオス、6番ダノンプレミアムの2頭。
サリオスは大型馬だけに最内枠がどうかだが、昨年のマイルCSでは上り最速の5着。前走の大阪杯でも前々から粘り込み、好メンバー相手に5着と踏ん張った。内で包まれる懸念はあるが、スムーズなら能力的にも格好はつけてくるだろう。
ダノンプレミアムは、2走前の天皇賞・秋(G1)4着が立派。アーモンドアイ、フィエールマン、クロノジェネシスと昨年の日本競馬界を引っ張った馬たちに食い下がった能力は本物と見ていい。近2年の安田記念惨敗は不安であるが、人気を大きく落としそうな今回は逆に狙い目。一昨年はスタート後に不利、昨年は前日の雨が影響した感もあるだけに、積極的に買いたい1頭だ。
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