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2021.06.25 19:00

【帝王賞(G1)展望】「大井の鬼」オメガパフューム中心も混戦模様!「砂のサイレンススズカ」の代表産駒が地方初見参、上半期のダート王決定戦に豪華メンバーが集結!
編集部
目下2連勝中のクリンチャー(牡7歳、栗東・宮本博厩舎)は、南関東に初参戦。
ダート転向後は善戦続きでなかなか勝てなかったが、4走前のみやこS(G3)で川田将雅騎手に乗り替わってからは馬が一変。3走前のチャンピオンズCこそ三浦皇成騎手を背に大敗したが、再び川田騎手に戻った佐賀記念(G3)と名古屋大賞典(G3)を圧勝した。
カギは3戦3勝の川田騎手からテン乗りとなるC.ルメール騎手への乗り替わり。ただし、得意のロングスパート戦に持ち込むことができれば、上位に食い込む力は持っている。
オーヴェルニュ(牡5歳、栗東・西村真幸厩舎)は、その血統が魅力だ。
父は10年前にこのレースを制したスマートファルコン。オーヴェルニュ自身は地方で初出走となるが、父はかつて地方で無双を誇り、逃げたときの圧倒的な強さから「砂のサイレンススズカ」という異名を取った。その血を受け継いでいれば、激走があっても驚けない。
この他には、昨年のJDD(G1)覇者で、川田将雅騎手の存在が頼もしいダノンファラオ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)、2003年ネームヴァリュー以来、18年ぶりの牝馬優勝を狙うマルシュロレーヌ(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)、前走のアンタレスS(G3)を完勝したテーオーケインズ(牡5歳、栗東・高柳大輔厩舎)などが上位をうかがう。
今年もJRA勢がその強さを見せるのか、それとも地方の星・カジノフォンテンが11年ぶりに一矢報いるのか。実力伯仲の帝王賞は30日の20時5分に発走を予定している。
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