GJ > 競馬ニュース > 【帝王賞(G1)展望】  > 2ページ目
NEW

【帝王賞(G1)展望】「大井の鬼」オメガパフューム中心も混戦模様!「砂のサイレンススズカ」の代表産駒が地方初見参、上半期のダート王決定戦に豪華メンバーが集結!

【帝王賞(G1)展望】「大井の鬼」オメガパフューム中心も混戦模様!「砂のサイレンススズカ」の代表産駒が地方初見参、上半期のダート王決定戦に豪華メンバーが集結!の画像3

 目下2連勝中のクリンチャー(牡7歳、栗東・宮本博厩舎)は、南関東に初参戦。

 ダート転向後は善戦続きでなかなか勝てなかったが、4走前のみやこS(G3)で川田将雅騎手に乗り替わってからは馬が一変。3走前のチャンピオンズCこそ三浦皇成騎手を背に大敗したが、再び川田騎手に戻った佐賀記念(G3)と名古屋大賞典(G3)を圧勝した。

 カギは3戦3勝の川田騎手からテン乗りとなるC.ルメール騎手への乗り替わり。ただし、得意のロングスパート戦に持ち込むことができれば、上位に食い込む力は持っている。

 オーヴェルニュ(牡5歳、栗東・西村真幸厩舎)は、その血統が魅力だ。

 父は10年前にこのレースを制したスマートファルコン。オーヴェルニュ自身は地方で初出走となるが、父はかつて地方で無双を誇り、逃げたときの圧倒的な強さから「砂のサイレンススズカ」という異名を取った。その血を受け継いでいれば、激走があっても驚けない。

【帝王賞(G1)展望】「大井の鬼」オメガパフューム中心も混戦模様!「砂のサイレンススズカ」の代表産駒が地方初見参、上半期のダート王決定戦に豪華メンバーが集結!の画像4

 この他には、昨年のJDD(G1)覇者で、川田将雅騎手の存在が頼もしいダノンファラオ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)、2003年ネームヴァリュー以来、18年ぶりの牝馬優勝を狙うマルシュロレーヌ(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)、前走のアンタレスS(G3)を完勝したテーオーケインズ(牡5歳、栗東・高柳大輔厩舎)などが上位をうかがう。

 今年もJRA勢がその強さを見せるのか、それとも地方の星・カジノフォンテンが11年ぶりに一矢報いるのか。実力伯仲の帝王賞は30日の20時5分に発走を予定している。

【帝王賞(G1)展望】「大井の鬼」オメガパフューム中心も混戦模様!「砂のサイレンススズカ」の代表産駒が地方初見参、上半期のダート王決定戦に豪華メンバーが集結!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛