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クロノジェネシス完璧エスコートも「苦手」条件が牙をむく!? 帝王賞(G1)「代打」ルメールがクリンチャーに歓迎されない理由

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 昨年9月に船橋競馬場で行われた日本テレビ(G2)で、ルメール騎手はアナザートゥルースに騎乗。同馬は、その年の同競馬場で行われたダイオライト記念(G2)をルメール騎手とのコンビで制している点などが評価され、1番人気に推された。

 8枠14番の大外から好スタートを決めた同馬は、サルサディオーネと過激とも見てとれる先行争いを演じた。このレースの前半3Fが、「11.8-10.2-11.8」であることから、2頭の主導権争いが如何に苛烈であったかが伝わってくる。結局、同馬はオーバーペースがたたり、後半に失速し5着。馬に無理をさせない、冷静なレース運びに定評のあるルメール騎手としては“らしくない”騎乗だった。

 ルメール騎手が地方競馬になると成績が下降する理由として、小回りコースやダート競馬がそもそも苦手など様々な説がある。

 現在、重賞連勝中と勢いのあるクリンチャーだが、ルメール騎手とのコンビを手放しで歓迎するにはいかないかもしれない。

<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。

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