GJ > 競馬ニュース > 函館2歳Sは人気馬“全消し”!  > 2ページ目
NEW

JRA「どうか外伸び馬場のままで」……。函館2歳S(G3)は人気馬“全消し”!ピンク帽2頭から「万馬券」狙い【八木遊のフォーメーション馬券予想】

【この記事のキーワード】, ,

「▲」は連闘で挑む3番イチローイチロー(牡2歳、栗東・北出成人厩舎)。

 今回と同コースの前走はスタートでやや後手を踏んだが、すぐに挽回。道中は鞍上が追っつけ通しで3番手を追走した。直線でしぶとく伸びると、4頭が横並びで入線。「ハナ+ハナ+ハナ」の大混戦を制した。陣営も本馬の勝負根性を高く評価しており、再び混戦なら面白い存在になるだろう。

 連闘という条件をクリアする必要はあるが、前走と同じ3番枠からうまく立ち回って、直線外に持ち出すことができればワンチャンスある。

「△」は5番カワキタレブリー(牡2歳、栗東・杉山佳明厩舎)。この馬もコース経験を評価したい。

 期待のドレフォン産駒で、函館芝1200mは絶好の条件。引き続き鞍上を務める加藤祥太騎手は前走後「次はもっと良くなると思います。今日より強くなった姿を見せられると思います」と自信を見せている。陣営も一度使った効果を強調している。

「×」で押さえるのは武豊騎手が騎乗する8番トーセンヴァンノ(牡2歳、栗東・小桧山悟厩舎)。

 デビューから2戦して2着2回なので、未勝利馬として連闘での重賞挑戦となる。

 2着に敗れたが、先週土曜の一戦は、道中最後方からの競馬。短い函館の直線で1頭だけ違う脚色で伸びてきた。逃げ馬がそろった今回はハイペース必至。前崩れの展開になれば、浮上する。

 上位人気が予想されるポメランチェ、メリトクラシー、カイカノキセキの3頭はいずれも1戦1勝で、デビュー戦を逃げ切って勝っている。逃げられなかったときに脆さが露呈する可能性は十分。また、ハナ争いが激化し、人気馬総崩れの展開を描いているが、果たしてどうか。

 買い目は、本命・対抗を1・2着に据えた三連単フォーメーションを本線に、枠連を押さえておく。ピンク帽のワンツーフィニッシュなら、高配当は間違いないだろう。

・三連単フォーメーション 6点
◎○→◎○→▲△×
・枠連流し

枠連流し 4点
◎→○▲△×

<筆者プロフィール>
八木遊
競馬、野球ライター。スポーツデータ会社、テレビ局の校閲職などを経てフリーに。2021年から、Twitter(@Yuuu_Yagi11)にて全重賞の予想、買い目、年間収支を掲載中。

JRA「どうか外伸び馬場のままで」……。函館2歳S(G3)は人気馬“全消し”!ピンク帽2頭から「万馬券」狙い【八木遊のフォーメーション馬券予想】のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?
  2. JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース
  3. 【オークス】「実質未勝利勝ち」4頭参戦にトライアル組は貧乏クジ? 優先出走権も事実上の無意味…トップクラスの参戦見送りに泣いた陣営と笑った陣営
  4. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  5. 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
  6. 田原成貴「頭がお花畑」安藤勝己「最悪の負け方」元JRA騎手の大物が酷評…大一番で弱点露呈のシュトラウス、有馬記念のT.マーカンドに不安の声?
  7. 35年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
  8. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  9. 【ヴィクトリアマイル】ソダシ、ソングライン、ナミュールの激走を見抜いた“マイル三冠王”が今年も完全制覇へ自信の一手!マスクトディーヴァの取捨は?
  10. G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC