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2021.07.29 12:00
JRA 巻き返し期すテルツェットにC.ルメールは「逆効果」!? クイーンS(G3)で初コンビも、リーディング騎手が歓迎できない理由
文=中川大河
【ルメール騎手“夏休み”前後の成績、2016年以降】
●2016年
前 4- 3- 3- 7/17(勝率23.5%)
後 1- 3- 3-10/17(勝率5.9%、中京記念ダッシングブレイズ=1番人気10着)
●2017年
前 2- 3- 1- 9/15(勝率13.3%)
後 1- 1- 1- 8/11(勝率9.1%、函館記念サトノアレス=1番人気6着)
●2018年は夏休みを取らず、年間215勝の大記録につなげた。
●2019年
前 3- 4- 1- 4/12(勝率25.0%)
後 3- 5- 3- 5/16(勝率18.8%、函館2歳Sタイセイビジョン=2番人気2着)
●2020年はコロナ禍の制限もあって夏休み取得せず。
ご覧のように、“休み明け”のルメール騎手は調子がいまいち。特に重賞レースでは、1番人気を2度も裏切っている。
今週末の函館は30度の真夏日が予想されているが、ルメール騎手は“暑さ”と“休み明け”の両方を克服することはできるか。
(文=中川大河)
<著者プロフィール>
競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。
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