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【京都記念(G2)】サトノクラウン徹底考察「歴史的『大金星』がフロックでないことを証明する一戦。ダービー馬迎撃の舞台は『天』が味方する?」

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 したがって、現在の東京開催のような日本特有の早い馬場になった場合、その能力には大きな疑問が生まれる。実際に1番人気に推された皐月賞で6着に敗れて以降、勝ち星を挙げたのは海外や重馬場など特殊な状況だ。世界王者を破ったとはいえ、日本で戦う上での過信は禁物だろう。

 ただし、今週末の京都は雨どころか、前日から「雪」の予報となっている。競馬開催そのものが中止になる可能性もあるが、予報通り雪が降り重い馬場状態になるようなら2着以下を3馬身以上突き放した昨年の再現もありそうだ。

ディープインパクトの中でも重量級のマカヒキも多少の重馬場適性を兼ね備えている可能性は高い。だが、それでも馬場が重くなればなるほど、こちらが有利になるだろう。逆に開催延期などの理由で良馬場開催となれば、この時期の京都でも立場は苦しくなる。晴れてG1ホースとなったものの、昨年よりも2kg増えた斤量はやはり気になるところだ。
(監修=永谷 研(美浦担当))

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