
【京都記念(G2)】サトノクラウン徹底考察「歴史的『大金星』がフロックでないことを証明する一戦。ダービー馬迎撃の舞台は『天』が味方する?」

先月25日にJRAから発表された『2016年度ロンジンワールドベストレースホースランキング』では、サトノクラウンはキタサンブラックと互角の日本3位で123ポンド。3歳馬と古馬の違いがあるとはいえ、実は121ポンドのマカヒキを上回る評価を受けている。
これだけの高評価を叩き出したのは、昨年の香港ヴァーズ(G1)による「歴史的大金星」あってのことに他ならない。
昨年12月に香港の沙田競馬場で行なわれた香港ヴァーズは、まさに世界の度肝を抜いた。
前年の覇者であり、今年キングジョージ6世&QES(G1)やブリーダーズCターフ(G1)を制して世界王者として君臨するハイランドリールが単勝1.3倍と圧倒的な人気を集める中、サトノクラウンは4番人気だった。
ハナを切ったのは、そのハイランドリールだ。サトノクラウンは中団の内々で脚を溜め、日本馬のヌーヴォレコルト、スマートレイアーも中団外を追走。途中でビッグオレンジがハナをうかがうシーンもあったが、結局ハイランドリールが主導権を奪った。
ハイランドリールが先頭のまま最後の直線に入ると、力強い足取りで後続を一歩ずつ引き離していく。残り200mを切って3馬身以上突き放した際は「さすが世界王者」と思われたが、内から馬群を縫って抜け出してきたサトノクラウンが猛追。
最後は2頭の叩き合いあとなって、サトノクラウンが半馬身抜けたところがゴールだった。
皐月賞で1番人気に支持されるなど、もともと現役屈指の素質があった本馬だが、順調にレースに使えないこともあって低迷。しかし、ここで世界王者を倒したことで、その評価を一気に覆した格好だ。
ヌーヴォレコルトやスマートレイアーら3着以下に6馬身以上の差をつけたことはハイランドリールが一定のパフォーマンスを発揮していたこと、そしてそれを破った本馬の能力の高さを浮き彫りにしている。
今回の京都記念(G2)は、それでも復帰戦を迎えるマカヒキに1番人気を譲ることになるだろう。だが、サトノダイヤモンド率いる「サトノ軍団」の”刺客”が、昨年のダービー馬の大きな壁となる。
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