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JRA重賞「14週連続的中」あの絶好調予想家に地方の洗礼!? JBCレディスクラシック(G1)で会心「本線的中」のはずが、まさかの結末……

JRA重賞「14週連続的中」あの絶好調予想家に地方の洗礼!? JBCレディスクラシック(G1)で会心「本線的中」のはずが、まさかの結末……の画像1

 地方競馬の祭典、JBCが3日(水・祝)、金沢、門別の両競馬場で行われた。

 14時15分のJBCレディスクラシック(G1)から16時20分のJBCクラシック(G1)まで約2時間強の間に4競走が開催され、ファンにとっては息をつく暇もない充実した時間となった。

 そんなJBCデーをYouTubeの生配信で盛り上げたのが『netkeiba.com』の人気中継番組『ガチすぱ!』の特別編だった。「地方重賞予想バトル」と銘打って、キャプテン渡辺と天童なこの「ガチすぱ!チーム」と、人気予想家TAROとキムラヨウヘイの「予想家チーム」がJBC4競走を予想し、バトルを繰り広げた。

 先に結論から言うと、この日4人の中で最も好成績を収めたのはキムラ氏だった。予想した4レース中3レースを的中。プラス収支で「予想家チーム」の勝利に貢献した。

『競馬予想TV!』(フジテレビONE)への出演などで知名度急上昇中のキムラ氏。目下馬券は絶好調で、8月1日のクイーンS(G3)からなんと14週連続でJRA重賞を的中させているという。本人も冗談半分で「神の領域に入っている」と語るほどの勢いだ。

 そんなキムラ氏だが、専門はあくまでも中央競馬。地方競馬には明るくないため、前日は徹夜で予想に臨んだという。

 一夜漬けの甲斐があったのか、キムラ氏はJBCレディスクラシックでいきなり本領を発揮する。本命に抜擢したのは1番人気のテオレーマ。過去2年は暑い時期に成績を落とし、秋から冬にかけて調子を上げているという読み。本命馬の単勝、そして他3頭への馬複という買い目も披露した。

 結果はご存じの通り、川田将雅騎手に導かれたテオレーマが2馬身半差で圧勝。キムラ氏は単勝2.9倍、さらに6番人気マドラスチェックの馬複19.7倍も本線で押さえており、見事なダブル的中となった。

 これに気付いた他の出演陣は「キムラさん、すごい!完璧じゃないですか!」と口をそろえたが、馬券を的中させたはずのキムラ氏はどこか浮かない表情。むしろ、悔しさをにじませているようにも見えた。

 ひと呼吸おいたキムラ氏は、買い目を記したフリップを掲げて、単勝と馬複の的中を報告。しかし、次の瞬間、まさかの一言が……。

「喜びたいんですけど……。締め切られちゃったんですよ……」と下を向き、「結構(な額を)買うつもりが、締め切られて……」と投票が締め切り時間に間に合わず、1円も買っていなかったことを告白した。

 予想外の展開にスタジオは数秒間静まり返ったが、的中は的中。会心の予想に他の出演陣からは拍手が送られた。

 しかし、複雑な表情のままのキムラ氏。「ホントは(買えていれば)3万買って、10万になる予定が……」とため息をつき、「地方は普段買わないので。その辺が出ちゃいましたね。(SPATを)初めて使うので、モタモタしちゃいました」と自らを戒めた。

 意気消沈のキムラ氏だったが、その後はJBCスプリント(G1)とJBC2歳優駿(G3)をしっかり的中。馬券も無事に買えたようで、その後は笑顔で番組は進んだ。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

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