真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.20 15:25
クラシック戦線に出遅れてしまった超良血馬・”キセキ”の復活なるか…!?
編集部
※画像:キセキ 『競馬つらつら』より
牡馬クラシック戦線が活発化している。その大舞台への挑戦権を得るため、今一度復活を期待されている良血馬が1頭いる。キセキ(牡3歳/栗東・角居厩舎)だ。
キセキは父馬・ルーラーシップ、母馬・ブリッツフィナーレ、母父馬・ディープインパクトという絵に描いたような良血馬。それゆえ、かけられた期待は大きかった。
その期待に応えるべく出走した新馬戦では、スタートで出遅れながらも2着に3馬身半差をつける圧勝。だが2戦目のセントポーリア賞では、1番人気に推されていたものの5着と無念の結果に終わり、今後の活躍を不安視する者も出始めていた。
たしかに、2歳王者・サトノアレス、若くして病死した馬主の子息の名を背負いシンザン記念(G3)を制したキョウヘイ、また共同通信杯で重賞初勝利を飾ったスワーヴリチャードやわずか250万円で取引されるも並み居る良血馬に競り勝つブレスジャーニーなど、同世代で活躍をしている牡馬たちと比べると、キセキは一歩出遅れてしまっている。
だからこそ、26日に行われるすみれS(オープン)では結果が求められている。ここで春のクラシック路線に近づくことができるのか、当然ながら注目される存在だ。
同レースには、同じルーラーシップ産駒のダノンディスタンス、重賞出走経験もあるタガノアシュラなど、一筋縄ではいかないメンバーが出走予定だ。どの馬もクラシック戦線へ殴り込みをかけるべくそれぞれ準備をしてきているため、勝利へのハードルは決して低くない。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛