GJ > 競馬ニュース > ファンディーナの進化
NEW

「衝撃」再び……怪物ファンディーナの進化にクラシック戦線が震撼!「遅れてきた大物」が、かつてない壮大なスケールでいよいよ「本番」へ

【この記事のキーワード】, ,
0202keibayurikamo_01.jpg

「素晴らしいです。相当走ります」

 牝馬3冠を達成したジェンティルドンナで2012年のオークス(G1)を制した経験のある川田将雅騎手でさえ、この馬の走りには手放しで称賛する他なかったのかもしれない。

 順調に行けばクラシックでの激突が避けられない「怪物」の背中の感触を知りながらも、4月の桜花賞(G1)で有力視されるミスエルテの主戦を務める名手は、今どのような心境なのだろうか。

 2歳女王ソウルスターリング、リベンジを誓うリスグラシュー、先日のクイーンC(G3)を快勝したアドマイヤミヤビ……世代をリードする「名牝の卵」をクラシック制覇に導く使命を負っている有力陣営は、先日のつばき賞(500万下)を見て、どのような思いを抱いたのだろうか……。

 そんな思いに駆られるほど、あまりにもファンディーナ(牝3歳、栗東・高野友和厩舎)の走りは圧倒的であり、再び今年の牝馬クラシック戦線全体を震撼させるに十分な内容だった。

 牝馬3冠ジェンティルドンナだけでなく、2010年に牝馬として史上4頭目の年度代表馬に輝いたブエナビスタの騎乗経験のある岩田康誠騎手をして「走るのはわかっていた」と言わしめた衝撃の”9馬身差デビュー”から1カ月。

 近年稀に見るハイレベルといわれる3歳牝馬クラシックに突如として現れた「超新星」ファンディーナが、19日に京都競馬場で行われたつばき賞(京都・芝1800m)に出走した。

 レースは9頭立て。デビュー戦の1.8倍を上回る1.3倍の単勝支持を集めたファンディーナが、もしも新馬戦と同じように能力だけにものを言わせて9馬身差の圧勝を飾るようなら「まだ、よかった」といえる。

 そう思えるほど、怪物は2戦目に確かな「進化」を見せた。

「衝撃」再び……怪物ファンディーナの進化にクラシック戦線が震撼!「遅れてきた大物」が、かつてない壮大なスケールでいよいよ「本番」へのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛