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2017.02.21 10:58
阪急杯のシュウジはホントに確勝級!? ミッキーアイル&イスラボニータを下した4歳世代屈指の快速馬に見え隠れする「2つ」の課題とは……
編集部

競馬において「確勝級」という言葉は、果たしてどれだけ信じられるものなのだろうか……。
最近の記憶を思い起こすと、まず浮かんでくるのは昨年引退したモーリスだ。香港Cで有終の美を飾ったG1・6勝の最強馬ですら、圧倒的人気に推された安田記念と札幌記念で苦い敗戦を喫しているのは、競馬ファンの記憶に新しいところ。当時の単勝人気は、それぞれ1.7、1.6倍。つまり、ほとんどの人が「モーリスが勝つだろう」と思っていたのである。
「あのモーリスですら負けている」という事実は、我々の心に重くのしかかる。であれば、ほかの馬への「確勝級」という賛辞を信頼していいかどうかは、自ずと明らかではなかろうか。
今週末に予定されている阪急杯(G3)。計14頭いる出走予定馬のうち、各種メディアから「確勝級」と喧伝されているのが、今回取り上げるシュウジ(牡4 栗東・須貝尚介厩舎)である。
確かに強い馬であることは疑いようがない。昨年秋の短距離王決定戦・スプリンターズS4着の実績もさることながら、今回と同じ舞台の阪神芝1400mで行われた阪神カップの内容が極上だった。
この時シュウジの手綱を取った川田将雅騎手は、ゲートの出が一息だったこともあり、いつもと違う中団待機の競馬を選択。並の騎手なら焦ってポジションを挽回しに行くところだが、そこで慌てず脚を溜める競馬に徹したのがよかった。
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