真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.17 12:33

モーニンがついに目覚めた!「昨年よりも強い」破格の自己ベストをマークした昨年王者を「世界No.1騎手」ムーアが連覇へ導く!
編集部
「『連覇』もあるかな」
15日に行なわれた第34回フェブラリーS(G1)の共同会見の席で、モーニンを管理する石坂正調教師は、確かにそう言った。
「昨年よりも強くなってる」
冷静沈着な師がそう話したのは何も、ただの強がりではない。同日に栗東の坂路で行なわれた最終追い切りで、モーニンが抑え切れんばかりの手応えで4ハロン50.4秒を叩き出し、自己ベストを更新。昨年のG1初制覇以来、不振を極めていたディフェンディングチャンピオンが、ついに目覚めたのだ。まさに「グッド”モーニン”グ!」である。
その走りからはまさに、己の働き場所を見定めるが如く目を覚ました「王者」の貫録さえ感じられた。まるでこれまでとは別馬のような変貌ぶりに、サンケイスポーツの調教班は最高の『S』を下している。出走メンバーで、この最高評価を射止めたのはモーニンだけだ。
「唸っていた」
迫力満点の追い切りをそう評価したのは、騎乗した荻野要助手だ。この中間に左前脚にフレグモーネを発症し2日ほど調教を休むアクシデントがあったが、そんな不安をすべて吹き飛ばすような会心の走り。「息の入りも良かった」と胸を張る。
昨年のフェブラリーSは、デビューから6戦5勝3着1回という勢いのまま頂点まで駆け上がった。
好位から力強く抜け出すとノンコノユメやアスカノロマン、ベストウォーリアといった今年もライバルとなる馬たちをレコードで完封。ダート界の新王者として大きく名乗りを挙げた。
PICK UP
Ranking
11:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客