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JRAでも地方でも、G1でもG3でも「2着」! 5戦連続銀メダル獲得のベストウォーリアと他の「シルバーコレクター」との違い

feburari-2017.jpgフェブラリーS2017(競馬つらつらより)

 19日に開催されたフェブラリーS(G1)。2017年最初の大舞台を勝利したのは、前日に父ゴールドアリュールがこの世を去り、父に捧げる激走を見せたゴールドドリームだった。

 外目から豪快に伸びたゴールドドリームの末脚とその瞬発力は目を見張るものがあり、新たなダート王に相応しい走りだったといえる。一方、そんな新王者にわずかクビ差遅れをとったのが、古豪ベストウォーリア(牡7 栗東・石坂厩舎)だ。

 すでに2014、15年の南部杯(G1)を連覇するなど、ダートホースとして常にトップクラスの走りを見せ続けている同馬。28戦して掲示板を外したのはわずか3回と、その安定感は特筆すべきものがある。

 今回も、最後の直線で他馬が脱落していく中一気に馬群を抜け出し、最後の伸びには多くのファンが「勝った」と思ったに違いない勢いがあった。最後の最後失速した印象はあるが、7歳にしてこの走りを維持できている点には感服する他ないだろう。

 しかし、それだけにここ5戦の結果はあまりにも歯がゆい。

「昨年6月から、さきたま杯→南部杯→JBCスプリント→根岸ステークス→フェブラリーSと5戦連続の2着ですからね。しかもすべてがG1レースというわけではなく、地方交流G2、そしてG3も含まれての結果です。ステイゴールドやシーキングザダイヤなどもこういった傾向にありましたが、ベストウォーリアは地方交流とはいえ、すでにまごうことなきG1ホース。決め手に欠けるタイプではないように思えるのですが……」(競馬記者)

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