JRAプリンスリターン元主戦・原田和真いよいよ干された!? 約2年ぶり復活勝利から3騎手で3連勝「騎乗数激減」は当然の結果?

27日、東京競馬場で行われたキャピタルS(L、芝1600m)は、2番人気のプリンスリターン(牡4歳、栗東・加用正厩舎)が勝利。これで小倉日経オープン(OP)、ポートアイランドS(L)に続く3連勝となった。
ゴール直後、「充実の4歳秋を迎えています!」と実況されたプリンスリターン。父ストロングリターンは6歳の安田記念(G1)でG1初制覇を飾った遅咲きのマイラーということもあって、来年のマイル戦線を賑わす1頭になりそうだ。
しかし、この馬の場合、素直に「4歳秋に本格化」と評して良いものかどうか、少々迷うところがある。
何故なら、プリンスリターンは2歳の朝日杯フューチュリティS(G1)で、単勝347.1倍という低評価を覆して5着に好走。頭角を現すと、3歳のシンザン記念(G3)で2着、アーリントンC(G3)でも3着と、若駒の頃から「重賞制覇は時間の問題」と言われてきた逸材だからだ。
しかし、その後に大きく低迷。今年8月の小倉日経OPで約2年ぶりの復活勝利を挙げると、ここまで怒涛の3連勝と長い低迷期が嘘のような充実ぶりを見せている。
「こんなことは言いたくないですが、この馬の場合『騎手の差』としか言いようがない気がします。というのもデビュー戦から12戦連続で、プリンスリターンの鞍上は原田和真騎手でしたが、低迷期を脱出したきっかけになったのが、松若風馬騎手への乗り替わりでした。
小倉日経OPの勝利だけなら、松若騎手の会心の騎乗と言えるかもしれません。ただ、その後もポートアイランドSを松山弘平騎手、そして今回のキャピタルSを横山武史騎手と、それぞれ異なる騎手で勝利。そうなると、原田騎手の騎乗に足りない部分があったと考えざるを得ません。
酷な話ですが、もしかしたら、もう原田騎手はプリンスリターンには乗れないかもしれません」(競馬記者)
2012年のデビューから約10年で、JRA通算51勝。今年ここまで、わずか1勝と苦しんでいる原田騎手にとって、オープンクラスで戦えるプリンスリターンの存在は騎手としての大きなモチベーションだったに違いない。実際に美浦所属の騎手ながら、何度も栗東までプリンスリターンの調教をつけに行くなど熱い気持ちを見せていただけに、主戦降板はこの上ないショックだったはずだ。
しかし、自分がショックを受けるだけなら、まだよかったのかもしれない。最大の問題は、原田騎手が降板してから間もなくプリンスリターンの復活という「明確な結果」を受けた周囲の反応だろう。
「実は、プリンスリターンが松若騎手の騎乗で復活勝利を飾った今年の8月29日以降、原田騎手の騎乗が目に見えて減っているんですよね……。
もちろん、周囲の関係者からすれば『少しでも良い騎手』を乗せたいのは当然の心理。しかも、プリンスリターンを通じて、これだけわかりやすい結果を残されては、今、原田騎手の騎乗にポジティブな印象を持っている人は少数派と言わざるを得ません。弱肉強食が競馬界の常ですが、原田騎手はいよいよ崖っぷちと言えるかもしれません」(別の記者)
実際に、今年の1月5日から8月29日までに、原田騎手は126回の騎乗があった。しかし、プリンスリターンが小倉日経OPを勝った翌週9月4日以降の約3か月間で、明日の騎乗を含めてもわずか22回に留まっている。それも3月21日の勝利を最後に現在87連敗中、ここ10戦はすべて10番人気以下というから深刻な状況だ。
「左にもたれる面はありますが、いずれ重賞を獲れる力はあります」
レース後、そう話した横山武騎手。もちろん、純粋にプリンスリターンを評価した言葉であることは間違いないが、元主戦の原田騎手にとっては複雑な感情で受け止めざるを得ない言葉だろう。
果たして、原田騎手は意地を見せることができるか。“元相棒”の奮闘に触発されるような逆襲を期待したい。
(文=銀シャリ松岡)
<著者プロフィール>
天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。
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