
JRA【カペラS(G3)展望】「個性派逃亡者」モズスーパーフレア引退レース!有終の美へ、相手は初スプリント「キレッキレ」の追い込み馬!

12日の中山競馬場メインは、JRAで唯一ダート1200mで行われるカペラS(G3)。このレースを最後に、あの個性派逃亡者が現役生活に別れを告げる。
その馬の名はモズスーパーフレア(牝6歳、栗東・音無秀孝厩舎)。19年のオーシャンS(G3)、そして昨年の高松宮記念(G1)という重賞2勝を誇る快速馬である。
本格化した3歳夏以降はスプリント戦に専念。そのほとんどで逃げの手を打ち、数々のスプリント重賞でハイペースを演出してきた。
前走は金沢で行われたJBCスプリント(G1)に出走。自身2度目のダート戦、かつ3年8か月ぶりの1400m戦というタフな条件だったが、3着に好走した。引き続きダートでの一戦となるが、1ハロン短縮は確実にプラスになるだろう。
引退レースで手綱を取るのは、もちろん主戦の松若風馬騎手。様々な思いを胸に最後も逃走あるのみか。芝とダートの違いはあるが、走り慣れた中山1200mでロケットスタートを決めて、有終の美を飾ってほしい。
キャリア24戦目というオメガレインボー(牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎)にとって、これが初めてのスプリント戦となる。
これまではダートの1400~1800mが主戦場だった。良績は1600~1700mに偏っているが、近走の充実ぶりは著しく、3月のマーチS(G3)で4着に入ると、前走の武蔵野S(G3)まで4戦連続で3着以内と、どんな条件でも堅実な末脚を披露している。
一気に2ハロンの距離短縮、かつ直線の短い中山に替わって同様の切れ味を発揮できるか。鞍上は2年3か月ぶりのコンビ復活となる岩田康誠騎手に乗り替わり。大外一気の末脚は炸裂するか。
前走のJBCスプリントで5着に敗れたリュウノユキナ(牡6歳、美浦・小野次郎厩舎)は、0秒1差の3着だったモズスーパーフレアとの再戦で逆転を狙う。
今年はジャニュアリーS、大和SというOPレースを2連勝。4月以降は地方の交流重賞で5戦して「2-2-0-1」。昨年9月以降は、9戦連続掲示板という安定した走りを続けている。
鞍上は現役最年長55歳の柴田善臣騎手が想定されているが、先週土曜日の10R後に頸椎椎間板ヘルニアと診断され、その後のすべてのレースで乗り替わりとなった。もし今週も騎乗不可となれば、リュウノユキナには大きな痛手となるかもしれない。

ダンシングプリンス(牡5歳、美浦・宮田敬介厩舎)は、2年前の秋に船橋へ移籍して3連勝すると、中央再転入後も勢いは止まらず、条件戦を3連勝し、オープン入りを果たした。
7連勝を狙った昨年の当レースは惜しくも3着。続く大和S(OP)でも6着に敗れたが、京葉S(OP)を圧勝。それ以来8か月ぶりとなるレースで1年前の雪辱を期す。
昨年12月の兵庫ジュニアGP(G2)をデビュー3連勝で制覇したデュアリスト(牡3歳、栗東・安田隆行厩舎)。その後は4連敗を喫していたが、前走の室町S(OP)で約1年ぶりの勝利を挙げた。鞍上は前走に続き戸崎圭太騎手が務める。

昨年ジャパンC(G1)に参戦し、一躍人気者になったヨシオ(牡8歳、栗東・森秀行厩舎)にも注目が集まる。5月の栗東S(L)以来の実戦は、OP勝ちがある中山1200m(20年ジャニュアリーS)が舞台。快速馬相手に約2年ぶりの勝利を狙う。
この他には、全5勝をこのコースで挙げているアポロビビ(牡5歳、美浦・中舘英二厩舎)、ダート初挑戦のミッキーブリランテ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)など多士済々のメンバー構成となった。発走は12日15時20分を予定している。
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