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JRA【朝日杯FS(G1)予想】「厳選4点」でジオグリフ、ドウデュースは余裕の消し! 阪神JF「◎→〇→△」で万馬券ゲット、2週連続的中の絶好調予想が推奨の「穴馬」とは

JRA【朝日杯FS(G1)予想】「厳選4点」でジオグリフ、ドウデュースは余裕の消し! 阪神JF「◎→〇→△」で万馬券ゲット、2週連続的中の絶好調予想が推奨の「穴馬」とはの画像1

 今回は2歳G1第2弾・朝日杯FS(G1)を予想していく。

 先週の阪神JF(G1)は◎→○→△で的中。○に推したラブリイユアアイズが穴を開けた格好になったが、牡牝混合戦のG2で好走しており、ローテーション的にも過去に前例があっただけにワケなく買えた1頭だったが、幸い人気の盲点になった。

 1番人気に推されたナミュールが出負けしたのも大きい。この馬は阪神JFも含めて3戦すべてで出遅れており、気性面での成長が必須だ。最後方から追い込んで4着まで来ているので、実力はあるのだろうが……。

さて、予想に戻ろう。
いつものように過去10年馬券に絡んだ30頭の前走データになる。

京王杯2歳S、デイリー杯2歳S、サウジアラビアRC 各5頭
東スポ杯2歳S、ベゴニア賞(1勝クラス) 各3頭
きんもくせい特別(1勝クラス)、未勝利戦 各2頭
その他1勝クラス特別 計3頭
オープン特別、新馬戦 各1頭
となっている。京王杯・デイリー杯は伝統ある2歳重賞なので、そこをステップに参戦するのは至極当然と言えよう。注目はサウジアラビアRC(G3)だ。創設が2015年と歴史が浅い重賞だが、その2年後にあたる17年以降、毎年必ず1頭は馬券に絡んでいる。

続いて人気順の成績が以下だ。
1番人気 4-2-2-2
2番人気 2-2-1-5
3番人気 0-1-2-7
4~6番人気 2-2-1-25
7~9番人気 2-2-1-25
10番人気以下 0-1-3-69
となっている。1番人気は手堅く馬券に絡んでいる印象で、2番人気もそれほど人気を裏切ってはいない。一方、3番人気はとても信用できる数字ではない。近5年に絞っても馬券に絡んだのはわずか1回。16年は人気馬がすべて飛んでいるが、それ以降は1番人気・2番人気が仲良く馬券に絡み、そこに人気薄が割って入るといった構図だ。

 これを踏まえて「◎」は4番セリフォスとする。

 前走はデイリー杯2歳S(G2)で、中団やや後ろから直線の叩き合いを制しての3連勝。ローテーション的には前述の通り朝日杯の王道を行っているもので、マイル戦ばかりデビューから3戦使っているところからも、照準が最初からここにあったと見える。

 陣営は気性面を課題に挙げているようだが、とは言え危なげなく重賞を連勝するあたり、やはり現時点の完成度が違うのだろう。上述したナミュールの出遅れをやらかしたC.デムーロ騎手への乗り替わりを不安視する声もなくはないが、前走も結果的にはテン乗りの格好になり、乗り替わりに不安はなかろう。

 続く「○」だが、今回も穴っぽいところで12番のトウシンマカオを推す。

 前走はデイリー杯と同じく重要ステップレースとなる京王杯2歳S(G2)。好位差しを狙っての位置取りだったが、先行したキングエルメスを捉えきれずに0.2秒差の2着だった。

 詳しくは本サイトのこの記事に詳しいが、この京王杯2歳S、トウシンマカオに続く3着に入ったのが、先週波乱を演出したラブリイユアアイズだ。牝馬とはいえG1 2着馬に先着した実績とレースレベルの高さは疑いようがない。

 陣営は1400mが現時点のベストと言いつつ、やはり前走の内容の良さに自信をのぞかせており、ここでの一発を狙っている気配。この馬も実績の割に人気していないので、狙い目の1頭となるはずだ。

「▲」には、これまた人気のない3番アルナシームを挙げる。

 前走は東スポ杯2歳S(G2)。今年からG2に昇格したこのレースだが、3番人気に推される程度には評価のあった1頭。ただ、出遅れが響いて最後方からの競馬を強いられ、直線では先頭に並ぶも伸び脚なく6着に敗れている。

 朝日杯の過去において、東スポ杯を経由して3頭が馬券に絡んでいるが、勝ってここに挑んだのは12年のコディーノ1頭。残り2頭は東スポ杯を大敗しての巻き返しで好走している。

 陣営はやはり気性難を前走敗退の理由に挙げているが、一方で出遅れながらもここまで上がってきたところを評価しており、色気たっぷりのコメントを残している。

 こちらは前走の負けっぷりが嫌われて人気していないが、鞍上はレジェンド武豊騎手から「代打職人」池添謙一騎手にスイッチ。今秋は今ひとつ代打成績が冴えないのは気がかりではあるものの、こちらも人気の盲点になっている1頭。人馬ともに侮れない。

「△」は14番のトゥードジボンを指名する。

 前走は未勝利戦ながら、デビュー戦ではセリフォスが相手で、勝ち馬が強すぎたせいもあるが0.5秒差の3着に好走。続く未勝利戦は阪神1400mと1ハロン短縮したが、それが裏目に出たのか12着と大敗している。そこからの前走はマイル戦。前2戦と異なり、逃げを打ってゴール前ハナ差だけしのぎ、勝ち上がった。

 実績だけ見れば、無敗馬が何頭もいる中で「なぜ未勝利勝ち馬が」という話になる。だが、昨年の勝ち馬グレナディアガーズが未勝利からG1制覇を成し遂げている。未勝利からの好走例もあるので、敢えてのピックアップだ。

 人気どころでいくと、ジオグリフ、ダノンスコーピオン、ドウデュース、ドーブネは切り。

 4頭すべてが好走ローテーションに当てはまっていないのが最大の理由だが、中でもジオグリフは強く「消し」としたい。過去10年で休み明け初戦で好走した例がないからだ。確かに前走・札幌2歳S(G3)は強い勝ち方をしており実力はある。だが、だからと言って休み明け初戦で2歳G1の好走は容易ではないだろう。

 ということで、今回は3番、4番、12番、14番の4頭で3連複BOX4点とする。狙ったわけではないが、データ的に買えない馬が多すぎて結果としてセリフォス以外がすべて穴馬になってしまった。

 セリフォスが来ても、残り3頭のいずれかが馬券に絡めば余裕の万馬券ではなかろうか。

(文=トーラス神田)

<著者プロフィール>
オグリ引退の有馬記念をリアルタイムで見ている30年来の競馬好き。ウマ娘キャラがドンピシャの世代。競馬にロマンを求め、良血馬にとことん目がない。おかげで過去散々な目に遭っている。そのくせ馬券は完全データ派。座右の銘は「トリガミでも勝ちは勝ち」。

 

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