真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.03.10 09:22
データが示す絶好調デムーロよりも「勝負強い」騎手。”接戦”になれば勝率85%!勝負師・ウチパクは黙ってアタマで買え!
編集部
3月9日現在31勝を上げ、絶好調モード継続中のデムーロ騎手。先週の大阪城S(OP)でまたも”メインジャック”を達成し、面白いように勝ち星を重ねている。だが、本当に勝負強い存在はハナ差やクビ差といった「接戦」でこそ、その真価を発揮する。
かつての田原成貴や、シンハライトのように。
そういった意味で今年、デムーロ騎手が2着馬と「クビ差以内」の接戦、つまりはクビ差、アタマ差、ハナ差になった際、どういった成績を収めているのか調べてみた。
その結果は11勝7敗。勝率にすると61%というまずまずの結果が出た。クビ差以内はタイム差でいえば、ほぼ「タイム差なし」といった状況。わずかな要因で勝敗がひっくり返る極限状態の中での勝率61%は、やはりここ一番で「勝負強い」といえるのではないだろうか。逆にいえば、接戦に持ち込めば39%でしか負けないのだ。
また、有力馬に騎乗していた証ともいえる「1馬身差以上の勝利」が31勝中18勝を占めていた。そういった意味でもデムーロ騎手は、ただ勝負強いだけでなく「馬質にも恵まれている」といえるだろう。だからこそのリーディング首位でもあるということだ。
だが、そんな今年のデムーロ騎手を大きく上回る真の”ど根性騎手”がいる。トップを5勝差で追いかけるリーディング2位の内田博幸騎手だ。
内田騎手の成績を見て1着の26勝以上に目を奪われるのが、わずか5回しかない2着の数だ。内田騎手はリーディング2位でありながら、1着2着の連対率になると27位まで後退する。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ殴り込み!? 妹は『ウマ娘』藤田晋オーナーが1億円超で落札の血統馬
- G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
- 悲願の舞台で「30連敗」戸崎圭太の夢叶うか?ステレンボッシュ、ジャスティンミラノと挑むオークスとダービー…「シルバーコレクター返上」に絶好チャンス
- 【日本ダービー】武豊「35回目挑戦」で初のコンビ継続! シンボリクリスエスとも意外な接点…「連対率100%」はシュガークンに追い風か
- JRAジャパンC(G1)ヨシオ「冷やかし出走」疑惑に西山茂行オーナー反論! 「何言っているんだ」最強馬決定戦の“珍客”に隠された陣営の思い
- エピファネイア「完全復活」はシナリオ通り!? 大駆けテンハッピーローズで重賞7勝目は早くも自己最高タイ。No.1種牡馬返り咲きへ超豪華ラインナップ
- 大物外国人騎手の来日でエージェントの「怪しい動き」も活発!? 好調ルーキーの裏でJRAから事情聴取も…関係者が「グレーゾーン」と危惧する行為の舞台裏
- 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
- ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
- J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?