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JRA天皇賞・春(G1)注目度は弟タイトルホルダー以上!? 放牧先で見せた陣営の「神対応」に大興奮、ファン待望「レーンちゃんに会えるツアー」が開催

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JRA天皇賞・春(G1)注目度は兄タイトルホルダー以上!? 放牧先で見せた陣営の「神対応」に大興奮、ファン待望「レーンちゃんに会えるツアー」が開催の画像1
メロディーレーン

 5月1日、阪神競馬場で行われる天皇賞・春(G1)は、長い歴史と伝統を持つ元祖・最強馬決定戦である。3200mの長丁場を制するべく、スタミナ自慢たちが出走メンバーに名を連ねた。

 その中で「紅一点」としてレースに挑むのがメロディーレーン(牝6歳、栗東・森田直行厩舎)だ。メロディーレーンは338kgの「歴代最小馬体重勝利記録」を持つ馬であり、その愛らしいルックスも相まって人気を博している。

 今回は5度目となるG1レースへの出走、懸命に走るメロディーレーンの姿を一目見たいというファンも多いはず。だが現在、各競馬場は抽選による入場制限がなされており、直接メロディーレーンに声援を送ることは、多くのファンにとっては難しい状況が続いている。

ファン待望「レーンちゃんに会えるツアー」が開催

 それでも「一度でいいからメロディーレーンに会ってみたい」と願う熱烈なファンの声に応えて、先月28日、放牧先である兵庫県淡路島のヒイラギステーブルにて「レーンちゃんに会えるツアー」が開催。その様子を紹介した動画が26日、YouTubeチャンネル『カンテレ競馬』にて公開された。

 詳細については本動画をご覧頂きたいが、競馬場では見ることのできない、メロディーレーンの「オフ」の姿を見られる貴重な映像。しかしツアーに参加できたのは抽選で選ばれた30組60名のみであり、参加が叶わずに残念に思っていたファンも大勢いたに違いない。天皇賞・春への挑戦を間近に控えたタイミングでの「オフショット」動画の公開に、ファンからの絶賛のコメントが殺到している。

 ツアーでは、淡路島まで足を運んだ森田師が直接ファンの方々に対応。これだけでも嬉しいが、森田師は自らメロディーレーンを引き、ファンの方々と1組ずつ写真撮影に応じる「神対応」ぶり。シャッター音にも全く動じる姿を見せないメロディーレーンの姿に対しては、「現役馬とは思えない」「ファンサ完璧!」と驚きの声が挙がっていた。

 森田師とメロディーレーンも、ファンの方々から手作りのお守りやイラストをプレゼントされご満悦の様子。ツアーの最後には森田師から、メロディーレーンの姿が描かれたオリジナルTシャツのプレゼントが。熱心なファンと直線の交流を果たし、天皇賞・春での応援を呼び掛けた。

 小柄な体格にも関わらず実力でOPクラスまで勝ち上がり、大柄な馬たちに交じり果敢に走る姿で多くのファンに勇気を与えてきたメロディーレーン。今回のツアーではメロディーレーン自身も、ファンとの直接の交流で勇気を貰えたに違いない。

 数多のファンを虜にする「アイドルホース」メロディーレーン。G1のメンバーの中では競走実績こそ敵わないが、ファンからの声援の大きさならナンバーワンだ。弟のタイトルホルダーに大きな注目が集まる天皇賞・春だが、大きな期待と声援を力に変えて走る妹も応援したい。

(文=エビせんべい佐藤)

<著者プロフィール>

 98年生まれの現役大学院生。競馬好きの父の影響を受け、幼いころから某有名血統予想家の本を読んで育った。幸か不幸か、進学先の近くに競馬場があり、勉強そっちのけで競馬に没頭。当然のごとく留年した。現在は心を入れ替え、勉強も競馬も全力投球。いつの日か馬を買うのが夢。

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