米三冠競走登録の素質馬が、日本ダービー(G1)挑戦!? 「サクラ軍団」のエースがぶっちぎり最下位…ヴィクトリアマイル(G1)警報級大雨で「極悪馬場」の開催も【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
様々なGORAKUを心から愛する「GJ」。今週も人気だった競馬記事を、下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!!
■JRA「サクラ軍団」のエースがぶっちぎり最下位……今年「0勝」で最盛期・年間10億円が650万円に。サクラバクシンオー、サクラローレルらを誇ったエリートがついに崖っぷちか
ライター「A」:1970年頃から90年代まで競馬界を牽引した冠名「サクラ」ことサクラ軍団ですが、近年は低迷が著しい状況です。
デスク「Y」:今でも時々「サクラ」を見るよね。
ライター「A」:先週のメトロポリタンS(L)にもサクラアリュールが出走していましたが、元々ダートで活躍していたこともあって、結果は最下位。ただ、この馬が現在のサクラ軍団の稼ぎ頭のようです。
デスク「Y」:厳しいね……。昔はサクラバクシンオーとか、チトセオーとかローレルとか、それこそ毎年のように活躍馬が出てたんだけどね。
ライター「A」:ウマ娘(『ウマ娘 プリティーダービー』(Cygames))で改めて注目を集めているだけに、ファンも少なくないですからね。
デスク「Y」:そりゃ、プリンスリーギフト系も衰退するわなあ。
ライター「A」:関係あるんですか?
デスク「Y」:昔はスタミナのメジロ、スピードのサクラって言われててね。サクラバクシンオーとか、サクラユタカオーはプリンスリーギフト系の未来を担う種牡馬だったんだよね。でも段々衰退して、今じゃビッグアーサーくらいかなあ。もうほぼほぼ日本でしか見かけない血統だから、絶滅の可能性さえある。
ライター「A」:菊の季節に桜が満開!!
デスク「Y」:サクラスターオーだね。杉本清さん。他にもナリタブライアンの「ナリタ」とか、ビワハヤヒデの「ビワ」とかも見る機会がめっきり減っちゃったね。
ライター「A」:今は一口馬主クラブの全盛の時代ですもんね。あと、冠名を使用する馬主さんが減ってるイメージもあります。
デスク「Y」:確かにね。今の若い競馬ファンからすれば、よく冠名がダサいって声も聞くしね。一方で、自分みたいなオールドファンは、やっぱり冠名あっての競馬なんだよね。ウイニングポスト(コーエーテクモゲームスの人気シリーズ)をプレイする時も、ほぼ冠名つけちゃうもん。
ライター「A」:冠名があると、自分の馬だってわかりやすいですよね。
デスク「Y」:そうそう。おじさん、あまり頭数が増えると把握しきれないから……どれが自分の馬だったかわからなくなっちゃう(笑)。この間「ラーメン」って冠名を語尾に付けてプレイしたんだけど、前にどんなにカッコいい言葉置いても台無しになるのがよかったなあ。ディープラーメンとか、ブラックラーメンとか。
ライター「A」:センスがなさ過ぎて、馬が気の毒だわ……。
■米三冠競走登録の素質馬が、日本ダービー(G1)挑戦!? 芝転向でいきなり6馬身差圧勝!世界の矢作が送る「未知の大器」がダービー切符奪取を狙う
ライター「A」:先週の京都新聞杯(G2)に挑戦したミスターホワイトですが、残念ながら11着に敗れてしまいました。
デスク「Y」:いたね。まあまあ人気してなかったっけ?
ライター「A」:6番人気でしたね。この馬、ケンタッキーダービーにも登録していたそうですが、ダートで勝てずに芝へ。初芝だった前走の未勝利戦を6馬身差で快勝していました。
デスク「Y」:ハーツクライ産駒か。そりゃ、ダートより芝だろうね。よくディープインパクト産駒がダートがダメって聞くけど、そういえばハーツクライ産駒のダートの活躍馬っていたっけ? どうしても芝の中長距離ってイメージだけど。
ライター「A」:あまり多くありませんが、代表的なところだとホープフルS(G1)を勝ったタイムフライヤーですかね。
デスク「Y」:ああ、そういえば最近はずっとダートで走ってるよね。何年か前にエルムS(G3)を勝ってたような。
ライター「A」:2020年ですね。他には今年の東海S(G2)を勝ったスワーヴアラミスもハーツクライ産駒ですよ。
デスク「Y」:意外にいるなあ。そういえば、ハーツクライのお母さんのアイリッシュダンスなんだけど、つい最近までずっと武豊騎手が主戦騎手だと思ってた。
ライター「A」:主戦は柴田善臣騎手ですね。武豊騎手は1度だけしか乗ってませんよ。
デスク「Y」:そうそう。それこそ、さっきのサクラ軍団のサクラチトセオーが勝った天皇賞・秋(G1)だったよね? そのレースでアイリッシュダンスに武豊騎手が乗って人気になってたから、妙に覚えてるんだよね。
ライター「A」:ありますねえ、そういうの。オグリキャップも引退レースが凄すぎて武豊騎手のイメージがありますけど、乗ったのは2回だけ。南井克巳騎手や河内洋騎手の方が主戦ですよね。
デスク「Y」:トウカイテイオーの田原成貴さんもそうだよね。
ライター「A」:あれも確か乗ったのは引退レースの有馬記念(G1)と、前年の有馬記念だけ。主戦は安田隆行騎手や岡部幸雄騎手でしたが、どうしても田原騎手の馬っていうイメージが残ってます。
デスク「Y」:まさに美味しいところだけ持って行ったってやつだね。カッコいい~。
■JRAヴィクトリアマイル(G1)警報級大雨で「極悪馬場」の開催も…デアリングタクトでもレイパパレでもない特注の「道悪巧者」が波乱の使者に急浮上
ライター「A」:今週のヴィクトリアマイル(G1)ですが、どうやら雨の影響をかなり受けそうです。
デスク「Y」:今日、明日とかなり降るらしいね。
ライター「A」:今年は良いメンバーが揃っただけに、良馬場で見たかったんですけどね。
デスク「Y」:雨が良さそうなのはレイパパレとソダシかなあ。
ライター「A」:記事ではミスニューヨークを推奨していましたね。
デスク「Y」:雨のヴィクトリアマイルといえば昔、アドマイヤリードが勝った時に大荒れになってさあ。
ライター「A」:三連単91万馬券ですか。稍重だったんですね。
デスク「Y」:そうそう。まあ、マグレみたいな年だったんだけど、それで翌年、また稍重になったわけよ。「これは来た!」と直感が働いて、デンコウアンジュで間違いないってね。
ライター「A」:前年の2着馬ですね。勝ったアドマイヤリードは人気になっていましたし、面白い狙いだと思います。
デスク「Y」:そうでしょ? それにもかかわらず人気がないわけですよ。「これは大万馬券いける」と思って、(デンコウアンジュの)蛯名正義騎手と心中したわけだけど……。
ライター「A」:12着に大敗してますね……ご愁傷様です。
デスク「Y」:いやいや、それだけで凹むような軟な鍛えられ方はしてないよ!
ライター「A」:さすがです。(それはそれで……)
デスク「Y」:ところが勝ったのが、前年3着だったジュールポレールだったわけで……。「そっちかい!」と。馬券をハズして、膝から崩れ落ちたのはあの時が初めてだったね。
ライター「A」:今じゃもう、毎週のように膝から崩れ落ちてますよね(笑)。持ちネタなんですか? いい加減、飽きてきたんですけど。
デスク「Y」:ヤメテ……。
さて、今週も毎度バカバカしいお話にお付き合いいただきありがとうございました。『GJ』では今週末に開催される重賞関連の記事も多数掲載しております。お手すきの際にご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=編集部)
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