超異例!桜花賞(G1)に2頭の有力候補を送り込む「元宝塚トップスター」政治家スキャンダルで芸能界を引退も、競馬界で再びスポットを浴びる!
先月30日、宝塚歌劇団の未来のスターを育成する宝塚音楽学校105期生の合格発表が行われ、元プロテニスプレイヤーの松岡修造氏の娘・恵さんが合格したことが大きな話題となった。
26.1倍という難関を突破した栄えある合格者だが、そこから宝塚歌劇団での厳しい競争を勝ち抜き「夢のトップスター」となれるのは、さらに限られたほんの一握りの人々であることは今さら述べるまでもない。
ただ、今年の桜花賞(G1)の出走馬を手掛けた「元宝塚トップスター」がいることをご存知だろうか。
「牡馬顔負けのハイレベル世代」といわれる牝馬クラシック戦線の開幕戦として例年以上の注目を浴びている今年の桜花賞。宝塚音楽学校と同じ”スターへの登竜門”として、無敗の2歳女王ソウルスターリング、弥生賞馬カデナを下したアドマイヤミヤビを中心に、数多くの女王の卵たちが集った。
その中で、キャリア2戦ながらチューリップ賞(G3)で2着して本番切符を掴んだミスパンテールと、フェアリーS(G3)とアネモネS(OP)を連勝し「関東からの刺客」といわれているライジングリーズンには意外な共通点がある。
この2頭は、ともに北海道日高町の三城牧場の生産馬。今年に入ってからの出走馬が11頭、スタッフわずか5名という零細牧場から、桜花賞の、それも有力候補に挙げられる2頭が出走するというのは「異例中の異例の快挙」と述べて差し支えないだろう。
その三城牧場にとっての”愛娘”に、まるで娘を見守る母のような「熱い視線」を送っているのが、社長の小川美由紀さんだ。
小川美由紀さんは実は以前、美雪花代として元宝塚歌劇団花組トップ娘役だった異色の経歴の持ち主。1981年に宝塚歌劇団を退団後、資生堂のイメージガールとしてCMに出演するなど活躍したが、当時の自民党議員だった糸山英太郎とのスキャンダルが発覚して芸能界から姿を消した。
その後、2011年に三城牧場のオーナー小川義勝社長と結婚。本格的にサラブレッドの生産に関わるようになり、小川義勝氏が亡くなったことを受けて三城牧場の社長に就任した。
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