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武豊×キーファーズ「2億円ホース」が1勝クラスで四苦八苦。秋華賞(G1)はほぼ絶望的に……

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菱田裕二騎手 撮影:Ruriko.I

 秋の大舞台への望みは、ほぼ絶望的となった……。

 21日、札幌競馬場で行われた8Rの1勝クラスは、菱田裕二騎手の2番人気ヒヅルジョウが優勝。3歳牝馬が嬉しい2勝目を挙げた。

「道中はリズム良く、ゆったりと運ぶことができました」

 前走は控える競馬に徹して7着に敗れていたものの、今回は得意パターンでもある逃げの手に出たことが大きな勝因だったかもしれない。鞍上も振り返った通り、終始マイペースでレースの主導権を握り、最後は後続を寄せ付けない鮮やかな逃げ切り勝ちだった。

 その一方で、1番人気に推された武豊騎手のマイシンフォニー(牝3、栗東・松永幹夫厩舎)は惜しくも2着。秋の大舞台へ向け弾みをつけることは出来なかった。

 14頭立て芝2000mの牝馬限定戦。無難にスタートを決めたマイシンフォニーは、道中で後方4番手を追走する。4コーナーから捲るように押し上げ最後の直線に入ると、逃げ粘っていたヒヅルジョウを懸命に追うもその差は中々縮まらず、2馬身半差まで詰め寄るのが精一杯だった。

「この日の札幌芝コースは、7レース中6レースで最終コーナー2番手以内にいた馬が勝利した先行有利の馬場。勿論、手綱を取った武豊騎手もそれは把握していたと思われ、前走よりも早いタイミングで追い出していたように感じました。とはいえ、今回は逃げ切ったヒヅルジョウの菱田騎手に上手く乗られましたね。追い込んできた末脚からも素質はあると思いますので、また次戦に期待します」(競馬誌ライター)

 マイシンフォニーといえば、デビューから3連勝で京都2歳S(G3)を制したマイラプソディを兄に持つ良血。兄と共にキーファーズの所有馬で、2020年のセレクトセールにて2億6400万円で取引された逸材だ。

 春は重賞のフィリーズレビュー(G2)とフローラS(G2)でいずれも4着に敗れ、惜しくもクラシック出走は叶わなかったものの、重賞でも度々好戦していただけに自己条件に戻って早期の勝利が期待されていた。

 ところが、初の1勝クラスに臨んだ2走前は、単勝1.9倍の断然人気に支持されるも7着。続く今回も1番人気で2着に敗れるなど、条件クラスで足踏みが続いている。

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武豊騎手

 また、主戦の武豊騎手にとってもパートナーの苦戦には歯痒い思いがあるだろう。

秋華賞(G1)はほぼ絶望的に……

 春のクラシック2戦は、いずれも弟の武幸四郎調教師が管理するウォーターナビレラとのコンビで出走。桜花賞(G1)では2着に好走したものの、オークス(G1)で13着と大敗すると、続けて先月のクイーンS(G3)で10着に敗れたこともあってか、一部のファンからは距離に対して不安視する声も挙がっていた。

 そんな最中マイシンフォニーが順調に勝ち上がっていけば、懇意にしているキーファーズの所有馬であることからも、同コンビで秋華賞(G1)出走も視野に入っていたかもしれない。仮にウォーターナビレラが秋華賞へ出走せずに短距離への路線変更となれば、その可能性は十分あったはずだ。

 とはいえ、今回の敗戦は時期的にも最後の1冠はほぼ絶望的と言わざるを得ないだろう。期待の「2億円ホース」マイシンフォニーの試練はまだ続く。

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