キタサンブラックのライバル・”京都巧者”が無念の回避!! 今後は現役続行か、引退か……
※画像:カレンミロティック 『競馬つらつら』より期待の”伏兵”が無念のリタイアとなった。
30日に京都競馬場で行われる第155回天皇賞・春(G1)への出走を予定していたカレンミロティック(セ9歳、栗東・平田修厩舎)が、同レースを回避することとなったと「デイリースポーツ」が伝えている。
同紙によれば、カレンミロティックは1週前追い切りを終えたあと、左前肢に裂蹄を発症。今後は放牧に出されると見られている。カレンミロティックは、今年3月に開催された阪神大賞典(G2)も左前肢裂蹄を発症したため、登録を見送っていた。
今年の天皇賞・春は昨年の有馬記念(G1)以来となるキタサンブラック、サトノダイヤモンドの2強対決に注目が集まっている。そして、この2頭の争いに割って入るのではないかと注目されていたのがカレンミロティックだった。
昨年の同レースではスタートから先頭を奪ったキタサンブラックをその後方でピッタリとマーク。最後の直線ではキタサンブラックを交わし、一時は先頭に立つ激走を見せた。最終的にハナ差で敗れたものの、カレンミロティックの走りはレースを観戦した者たちに衝撃を与えたのは間違いない。
「昨年の天皇賞・春では、13番人気ながらハナ差で2着。また一昨年前の同レースでも10番人気ながら3着に入っていることから、京都3200mが得意として知られていました。今年もペースや展開さえハマれば確実に脚を伸ばして、馬券内に粘り込めると考えていた人も多かったでしょう。ネット上ではこの回避の一報に対して残念がる声が多く聞こえます。今後は未定とされていますが、すでに9歳ですし、陣営の頭には引退の二文字がよぎってもおかしくないです」(記者)
過去の実績から馬券購入者を悩ます存在だった伏兵・カレンミロティック。現役続行かまたは引退か、陣営の発表を待ちたい。
PICK UP
Ranking
17:30更新
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
有馬記念(G1)武豊「ウイニングラン」も残酷な結末! スペシャルウィーク、グラスワンダーが激突した1999年…… 最強世代の意地を懸けたラストバトル
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
- 競馬版『無限の住人』!? 米最高峰の舞台に立った「独眼竜」馬に熱視線も、意外と多い「隻眼の強豪」
- 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
- ミスターシービー、ウオッカ、ヒシマサルの意外な共通点…馬名の由来は興味深いエピソードの宝庫【競馬クロニクル 第47回】
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?















