カンニング竹山の愛馬「ブラックスピネル」がマイラーズC(G2)へ参戦!重賞連勝のカギは「エアスピネル」×「武豊」コンビとの位置関係にアリ!?
3度目の「スピネル対決」はレース全体に影響を与える可能性もありそうだ。
東京新聞杯で念願の初タイトルを獲得したブラックスピネル(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)。モーリス引退後のマイル路線を背負う存在となるべく、前走から2ヶ月半の休養を挟んで今週のマイラーズC(G2)へと参戦してきた。
人気お笑い芸人であるカンニング竹山氏の一口出資馬としても知られている同馬。東京新聞杯開催時に競馬番組「みんなのKEIBA」へ生出演した竹山氏は、愛馬の勇姿を見届けたあと「ありがとうございます。でも何度も言いますけど、ボクが馬主じゃないですから! 一口持ってるだけですので」と謙遜しながらも嬉しさを隠さなかった。
3歳時はオープンでは勝てても重賞では好走できない「ワンパンチ足りない」馬だったが、年明け以降マイル重賞へ重心を移して一気に安定。初戦の京都金杯を2着に好走すると、続く東京新聞杯では好スタートからまさかの逃げ切り勝ち。距離短縮に踏み切った陣営の決断が見事にハマッた格好だ。
ただこの勝利によって、マイラーにとって上半期の大目標ともいえる安田記念出走へ向けて賞金ボーダーをクリア…とはいかない。4歳馬はダービー週を越えると持ち賞金が半分に減らされてしまうため、たとえ重賞ウィナーでも安心はできないのだ。
大舞台への参戦を確実なものとするには、マイラーズCでも2着以内に入って賞金を確保したいところ。果たしてブラックスピネルに重賞連勝は可能なのか。
イスラボニータやヤングマンパワーといった初対戦となる強豪勢との力関係も気になるところだが、まず目下の敵はここ2戦で1対1と痛み分けの関係にあるエアスピネルだろう。初顔合わせだった京都金杯では、中団から早めに抜け出したエアスピネルがそのまま押し切りV。ブラックスピネルも好位のインを上手く捌いたがわずかハナ差だけ敗れている。
PICK UP
Ranking
17:30更新- C.ルメール「マンション売却」で北海道とお別れ?菊花賞のパートナー、レガレイラやチェルヴィニアの使い分けもほぼ確定か
- 今村聖奈世代から勢力図一変!福永祐一も評価する穴騎手に再浮上のチャンス。C.ルメール「マンション売却」で北海道とお別れ?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- カンティアーモ回避もボンドガール「全幅信頼」に危うさ?絶好調の武豊に立ちはだかる血の宿命
- 角田大河、今村聖奈世代から勢力図一変!ブレイク中の若手を東西の大物調教師が強力バックアップ
- 「英クラシックを世界の最前線へ」1970年のニジンスキー以来、約50年ぶりの三冠馬誕生なるか
- 福永祐一も評価する穴騎手に再浮上のチャンス…存在感発揮の裏に大物エージェント?
- 武豊「なんて読むか分からなかった」も手応えあり?フォーエバーヤング、ラムジェット待つジャパンダートクラシックに向けサンライズジパングが好発進
- 「真相は藪の中」謎の多い角田大河の逝去…未来ある若者が不可解な行為、ネットでは「同乗者」を特定する動きも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- 「ジャパンCは夢」生涯最後の騎乗を日本で迎えたイタリア人騎手が、JRAと「失われた国際レース」に遺したもの