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天皇賞はキタサンブラックVSサトノダイヤモンド「2番人気の奪い合い」!? 恐るべき過去10年のジンクスが「世紀の一戦」を襲う!

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 先日の大阪杯(G1)を強豪メンバー相手に難なく勝利したキタサンブラック(牡5 栗東・清水厩舎)。そして、阪神大賞典(G2)を難なくクリアしたサトノダイヤモンド(牡4 栗東・池江厩舎)。

 昨年末の有馬記念でワンツーフィニッシュを決めた2頭であり、2017年の主役はこの2頭だ! と誰もが予感していたが、今年初戦の結果を見る限り、その予想は間違ってはいなさそうだ。

 現状、未知数な3歳勢を除けばこの2頭と互角に戦えそうなライバルがすぐには見つからないだろう。マカヒキやサトノクラウンはキタサンブラックに完全に千切られ、シュヴァルグランはサトノダイヤモンドに決定的な敗戦を喫している。牝馬は有力古馬の多くが引退してしまい、逆転を狙えそうな存在はいない。

 そんな紛れもない「2強」が再度の激突を果たすのが、今月末の天皇賞・春(G1)。ともに菊花賞馬で距離・コース適性の心配はなく、そもそもそういったレベルの馬ではない。この2頭のどちらが真の頂点に君臨するのか。昨年の有馬記念は斤量差もあったが、今回はまったくの五分。淀の3200mが久々に紛れもない「現役最強決定戦」の舞台となりそうだ。

 ただ、この天皇賞・春は、こうした人気馬にとってはまさに「鬼門」といえるレースである。

 ここ10年、1番人気の馬が一度も連対していないのが春の天皇賞。最後の連対は2006年のディープインパクトまでさかのぼる。歴史的どころか歴代最強クラスでなければ、この壁は破れないということか。

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