真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.04.04 15:46
天皇賞はキタサンブラックVSサトノダイヤモンド「2番人気の奪い合い」!? 恐るべき過去10年のジンクスが「世紀の一戦」を襲う!
文=利坊
無論、この10年連続で連対なしというのには理由がないわけでもない。先の前半5年は抜けた存在が皆無な大混戦という印象の中、1番人気になった印象の馬も多かった。後半5年は本調子でなかった(機嫌が悪かった?)オルフェーヴルに、長距離適性に疑問もあり、骨折もしていたキズナ、そして世紀の気分屋ゴールドシップである。どれもそれなりの理由で敗戦しているイメージだ。
ただ、その代わり、といっては不自然だが、2番人気の成績はすこぶるいい。2番人気の勝率はここ10年で「5割」。1番人気が「0」と考えれば、これほど明暗分かれる状況というのも珍しいだろう。
G1での1番人気は競走馬にとって一つの名誉ではあるが、こと春の天皇賞に限っては「できれば2番人気が」という考えが陣営に浮かんでも自然かもしれない。
どちらも前哨戦を圧勝しているだけに、キタサンブラックとサトノダイヤモンドどちらが1番人気になるかは極めて微妙な状況だ。有馬記念でもオッズは0.1差しかなかった。今回はどちらになるのか……。
いずれにせよ、当日はオッズで「2番人気」を贔屓するのが傾向上はよさそうだ。ただ、1番人気馬がこのジンクスを軽々打ち破れば、それはまさに名馬ということになるだろう。2頭ともそのポテンシャルは十分に有しているように思える。
(文=利坊)
PICK UP
Ranking
5:30更新
交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
競馬版『無限の住人』!? 米最高峰の舞台に立った「独眼竜」馬に熱視線も、意外と多い「隻眼の強豪」
有馬記念(G1)武豊「ウイニングラン」も残酷な結末! スペシャルウィーク、グラスワンダーが激突した1999年…… 最強世代の意地を懸けたラストバトル- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……















