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武豊騎手・絶好調も意外な「落とし穴」!? 過去G1「1着→2着→3着」後の不吉ジンクス……天皇賞・春のキタサンブラックが危ない?

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 もちろんマニックサンデーは6番人気の伏兵だっただけに、天皇賞・春のキタサンブラックとはまったく立場が異なる。だが、実は天皇賞・春は過去10年で1番人気が1勝もしていないレースだけに、ある意味では不吉なジンクスだ。

 それも1番人気は[0-0-1-9]という、あまりにも悲惨な成績。昨年はゴールドアクターが12着に沈んでいるだけでなく、過去にもゴールドシップやオルフェーヴルなど、キタサンブラックと遜色ない歴史的名馬も”ぶっ飛んでいる”だけに、あながち無視できないデータだ。

 もっとも1番人気は最大のライバル・サトノダイヤモンドになる可能性もある。

 実際に初対決となった昨年の有馬記念では、サトノダイヤモンドが1番人気だった。しかし、その単勝オッズは2.6倍と2.7倍とほぼ互角。実際に当日も直前まではキタサンブラックが1番人気だった。

 さらにあの時はサトノダイヤモンドに2㎏のアドバンテージがあったが、今回は同斤。着差はわずかクビ差であり、さらなる進化を遂げた今年の大阪杯でも圧倒的なパフォーマンスを見せているだけに、今回はキタサンブラックが1番人気になる可能性が大いにありそうだ。

 果たして武豊騎手の「1→2→3」の歴史は繰り返されるのか。それともキタサンブラックがあっさりとジンクスを撃破するのか。それにしてもまさかG1で絶好の成績を残しながらも、それが”仇”となるとは……武豊騎手も思ってもみないであろう。

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