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スプリンターズS(G1)今村聖奈抜きでも「17年ぶり」快挙なるか? テイエムオペラオーで知られる名門に復活気配

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 2日の中山では秋のG1初戦となるスプリンターズS(G1)が開催される。昨年は3歳馬ながら14年ぶりにピクシーナイトが鮮やかな勝利を飾ったが、暮れの香港スプリント(G1)で大きな落馬事故に巻き込まれ骨折。春の高松宮記念(G1)はもちろん、今年のスプリンターズSも参戦できず、現在は来年の復帰を目指し調整の途上にある。

 昨年のピクシーナイトに続く3歳馬制覇を目指す馬も登録を済ましており、その最右翼が桜花賞(G1)3着後、函館スプリントS(G3)を制し、前走の北九州記念(G3)も3着に食い込んだナムラクレアだろう。

 だが、この北九州記念を大敗したことで評価を落としたとはいえ、まだまだ見限れないのが、同じ3歳馬のテイエムスパーダ(牝3、栗東・五十嵐忠男厩舎)だ。

 この名前を聞けば今村聖奈騎手とタッグを組んで人馬ともに重賞初制覇を飾ったCBC賞(G3)がまず思い浮かぶ。スピードに任せて前半3ハロン31.8秒の超速ラップを刻み、そのまま後続に3馬身半差をつける逃げ切りを決めただけでなく、1分5秒8(良)のスーパーレコードで勝利を飾った。

 この時はハンデ戦ということもあり、48kgでは主戦の国分恭介騎手が騎乗できないということで今村騎手にお鉢が回ったわけだが、前走の北九州記念では斤量3kg増の51kgになったこともあり、再び国分恭騎手に手が戻った。しかし、CBC賞と同じくハナを切ってハイペースを作り出したものの、7着に敗れた。

 今回はG1ということで、斤量はさらにもう2kg増えて53kgとなる。前走で敗れはしたものの国分恭騎手が継続して騎乗する。

テイエムオペラオーで知られる名門に復活気配

 ところでこの馬、馬名でわかる通り中央競馬で多くの馬を走らせている竹園正繼オーナーの持ち馬「テイエム」軍団の1頭である。「世紀末覇者」テイエムオペラオーをはじめ、2冠牝馬テイエムオーシャン、2歳女王テイエムプリキュアやローカルでいぶし銀の走りを見せたテイエムオオアラシなど、これまで活躍馬を送り出してきた。

 ただ、そんな名門も近年は活躍馬に今ひとつ恵まれず、18年は16勝、19年13勝、20年と21年は17勝でこの4年で勝った重賞も1勝に留まっていた。馬主リーディングでも18年こそ37位だったがその後は50位あたりと上位50傑に入れなかった。

 だが、今年はこのテイエムスパーダの活躍もあってか調子を取り戻しつつある。9月25日終了時点ですでに昨年と同じ17勝を挙げ、馬主リーディングでも21位。前後にはキーファーズとサトミホースカンパニーが付ける好位置だ。

 重賞でも18年に10回出走1勝に迫る9回出走2勝と好調。今年はもう1頭の重賞勝ち馬テイエムサウスダンがフェブラリーS(G1)で2着に入るなど、18年以来のG1出走17年以来のG1連対を成し遂げた。テイエムスパーダはこれに続く2頭目のG1出走馬となり、年間で2回以上のG1出走は2013年以来9年ぶりのこと。

 さらにテイエムスパーダがスプリンターズSを制覇すれば、2005年のテイエムプリキュアの阪神JF(G1)以来実に17年振りの快挙となる。

 確かにテイエムスパーダのG1制覇は容易ではなかろう。ただ、中心視されているメイケイエールは中山コースに実績がなく、上記のナムラクレアは中山初参戦、シュネルマイスターはスプリント戦初参戦と上位の実力馬が絶対というわけではない。

 主戦の国分恭騎手には申し訳ないが、今回鞍上が再び今村騎手になっていればテイエム軍団復活の狼煙を上げるだけでなく、今村騎手の初G1騎乗初G1制覇もあるいは見られたかもしれない。そんな妄想をしつつ、テイエムスパーダの好走に期待してみたい。

ゴースト柴田

ゴースト柴田

競馬歴30年超のアラフィフおやじ。自分の中では90年代で時間が止まっている
かのような名馬・怪物大好きな競馬懐古主義人間。ミスターシービーの菊花賞、マティリアルのスプリングS、ヒシアマソンのクリスタルCなど絶対届かない位置からの追い込みを見て未だに感激できるめでたい頭の持ち主。

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