GJ > 競馬ニュース > 武豊、C.デムーロも「大絶賛」7馬身差圧勝で米無敗三冠の血がついに覚醒!?
NEW

武豊、C.デムーロも「大絶賛」7馬身差圧勝で米無敗三冠の血がついに覚醒!?

武豊、C.デムーロも「大絶賛」7馬身差圧勝で米無敗三冠の血がついに覚醒!?の画像1

 4年前、アメリカ競馬史上に残る名馬が誕生した。

 その名はジャスティファイ。1977年のシアトルスルー以来、41年ぶり2頭目となった無敗の三冠馬だ。

 その後、G1・4勝を含む全戦全勝のまま引退したジャスティファイは、鳴り物入りで種牡馬入り。例えば、日本で同じく無敗三冠を成し遂げたディープインパクトが、引退後も種牡馬として日本競馬を支えたように、米国競馬の至宝に対する周囲の期待は想像に難くないだろう。

 設定された種付料は15万ドル(約1700万円)。これは今年種牡馬入りした日本の無敗三冠馬コントレイルの1200万円を大きく上回っている。

 すでに米国だけでなく、豪州にもシャトルに出され、初年度産駒が愛国で重賞勝利を飾るなど世界規模で活躍しているジャスティファイ。当然ながら日本にも米国三冠馬の産駒が登場し、大きな注目を集めていた。

 しかし、ここまで6頭が12戦して0勝と苦戦が続いている。

「ディープインパクトの金子真人オーナーの2億円馬ユティタムや、大人気競馬アプリ『ウマ娘 プリティーダービー』(Cygames)で知られる藤田晋オーナーのワインワインレッドなど、デビュー前から注目されている期待馬もいましたが、なかなか結果が出ませんね。

ちなみに、これまで(25日現在)出走した12戦はいずれも5番人気以内。期待の大きさがうかがえますが、今のところ結果が伴っていません」(競馬記者)

米無敗三冠の血がついに覚醒!?

 だがこの日、そんなジャスティファイに朗報が届いた。26日に行われた阪神1Rの2歳未勝利で、1番人気に推されたジョヴィアン(牡2、栗東・奥村豊厩舎)が記念すべきJRA初勝利を挙げたのだ。

 日本13戦目にして、ようやく沈黙を破ったジャスティファイ産駒の勢いは止まらない。初勝利から僅か1時間半後、今度は阪神4Rの2歳新馬で2番人気オーサムリザルト(牝2、栗東・池江泰寿厩舎)が勝利。この日出走した産駒2頭がいずれも勝利を挙げるなど、期待の米三冠馬に勢いが出てきた印象だ。

「初の産駒デビューは8月でしたから、約4か月と時間が経っての初勝利でしたので、関係者も胸を撫で下ろしたのではないでしょうか。

ジョヴィアンの鞍上を務めたC.デムーロ騎手は『道中は楽だったし、ラストは突き放した』と高評価でしたし、オーサムリザルトの手綱を取った武豊騎手も『センスがあるし、ラストの脚も良かった。能力を感じる』と絶賛していたように、どちらも先々が期待できそうです。

まだデビューしていないジャスティファイ産駒の中にも、『ウマ娘』の藤田オーナーが所有するソラカラノチカラやラップスター、『ABCマート』の三木正浩オーナー所有のエリカボニータ、DMMドリームクラブが所有するヴァンビスタなど楽しみな馬が多くいます。これから大物が出る可能性も十分ありますよ」(競馬誌ライター)

 日本で初勝利を挙げた新種牡馬ジャスティファイ。ここから快進撃が続くようなら、将来は日本のダート界を席巻する日が訪れるかもしれない。

ハイキック熊田

ハイキック熊田

ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

武豊、C.デムーロも「大絶賛」7馬身差圧勝で米無敗三冠の血がついに覚醒!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  3. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  4. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  5. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  6. 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
  7. 【オークス】石川裕紀人が滑り込みでラストチャンスをゲット!?血統的に距離延長歓迎の穴候補に浮上…カワカミプリンセス、カレンブーケドールに続けるか
  8. 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
  9. 【天皇賞・春】ドゥレッツァでもタスティエーラでもない光明!? レベル疑問の4歳世代に「惑星ステイヤー候補」が登場
  10. 日本ダービー馬は運が良いだけ!? 天皇賞・春(G1)J.モレイラ「完璧騎乗」もタスティエーラ惨敗の絶望感…G1「2勝以上」上積みは2007年ウオッカが最後