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タイトルホルダーもイクイノックスも「不安」だらけ!? 有馬記念も安心できない理由

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天皇賞・秋で古馬を撃破したイクイノックス。有馬記念でも主役だが……

 25日に中山競馬場で行われる今年の有馬記念(G1)には、総決算に相応しい好メンバーが集結した。

 菊花賞馬アスクビクターモアの回避は残念だが、2着ボルドグフーシュ、3着ジャスティンパレスが参戦。天皇賞・秋(G1)を勝ったイクイノックスを総大将に、活きのいい3歳馬が現役王者タイトルホルダー、エフフォーリアにどう挑むのか――。

 他にもエリザベス女王杯(G1)を勝った三冠牝馬ジェンティルドンナの娘ジェラルディーナや、アルゼンチン共和国杯(G2)を勝って勢いに乗るブレークアップなど、今年の有馬記念は人気馬同士による上位拮抗といったイメージだ。

 しかし、その一方でそういった実力馬があっさりと敗れてしまうのが競馬の難しさであり、「万馬券ゲット」という競馬ファンの夢へのチャンスでもある。

 その典型的なレースが、12月に行われたチャンピオンズC(G1)だ。

 JRAとしては芝の総決算が有馬記念なら、ダートの総決算といえるチャンピオンズC。今年もダート界を代表する好メンバーが集ったが、中でも断然の主役は昨年の覇者テーオーケインズだった。

 昨年の同レースを6馬身差で圧勝し、現役王者に君臨したテーオーケインズ。前走のJBCクラシック(G1)でも2馬身半差の完勝を収めており、今年の単勝1.5倍という圧倒的な支持は妥当といえる存在だった。

 しかし、フタを開けてみれば4着という、まさかの結果。3番人気→4番人気と手堅い決着だったものの断然の1番人気が馬券圏外に沈んだことで、三連単は81,360円と波乱の結末を迎えている。

 レース後、主戦の松山弘平騎手が「思っていたようなポジションで競馬ができた」と振り返っていたように、好位からの競馬は昨年とほぼ同じテーオーケインズの勝ちパターン。しかし、「勝負どころで反応しきれず、直線は思った以上に一杯一杯……」との言葉通り、ここからと思われた最後の直線で伸びを欠き、結果は完敗だった。

 この結果を受け、ネット上では「テーオーケインズ 敗因」というワードが躍ったが、戦前には大本命馬を「絶好調」「連覇の確率95%」などと謳っていたマスコミ各社は「わからない」と一様に沈黙……。

 ちなみに今年のチャンピオンズCには合計732万9078票の単勝が投じられ、テーオーケインズはその過半数となる366万7528票を集めていた。その結果が2着どころか、複勝や三連複・三連単さえ不的中となる4着だったのだから、どれだけ多くの競馬ファンが煮え湯を飲まされたのかは想像に難くないだろう。

 その一方で、このチャンピオンズCでテーオーケインズを「自信の消し」と断言し、わずか8点で三連単81,360円的中という驚愕の結果を残したのが競馬情報サイト『競馬with』だ。

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『競馬with』公式サイト

 無論81,360円は三連単としては、そこまで荒れた配当ではない。だが、テーオーケインズを買い目に含めながらも、万が一の場合に備えた押さえ馬券ならまだしも、断然の1番人気馬を消去した上に、わずか8点で的中とは恐れ入る。

 一体、『競馬with』には何が見えていたのか――。さっそく取材を申し出てみた。

――先日のチャンピオンズCの三連単81,360円的中おめでとうございます。大本命のテーオーケインズを消して、わずか8点での的中だったとか。ちなみにどれくらい儲かったのですか?

『競馬with』広報担当者Nさん(以下、『担当者』):ありがとうございます。当サイトといたしましては1点1200円購入を推奨しておりましたので、合計97万6320円とさせていただいております。

――97万6320円! ちょっとした冬のボーナスですね!

担当者:一部の方からそういったご連絡も頂戴し、当サイトのスタッフとしてもやり甲斐を感じている次第です。

――ちなみにテーオーケインズを消せた理由をお聞かせ願えますでしょうか? 私もレース前は色々なニュースを見ましたが、どこも「テーオーケインズ必勝」といった感じで……。勝ち負けというよりは「どう勝つか」「昨年の6馬身差にどこまで迫れるか」という話もありました。それがまさか4着なんて……(泣)

担当者:申し訳ございませんが、その辺りは当サイトの情報網の話になりますので、ここではちょっと……。

――そこをなんとかお願いいたします! お話しできる範囲で構いませんので!

担当者:……わかりました。大まかな話になってしまいますが、テーオーケインズは確かにダート界の現役最強馬ですが、絶対王者というわけではなく、勝ったり負けたりを繰り返していることはご存知ですよね?

――昨年の帝王賞(G1)を勝ってから、ちょうどオセロのように白黒を繰り返していますよね。前走のJBCクラシックを勝っていたので「今回は負ける番だ!」なんて冗談話も出てました。まさか……それが理由じゃないですよね?

担当者:もちろん、それが直接的な理由ではありません。ただ、前年のチャンピオンズCの6馬身差勝利が示す通り、あれだけの力がありながらコロッと負けてしまうのは、テーオーケインズが調子の波が激しい仕上げの難しい馬だからです。今年の帝王賞でも単勝1.5倍を裏切っていますが、実は戦前から絶不調と言われていました。

――そうなんですか!? 当時、そんなニュースは全然報道されてなかったと思うのですが……。

担当者:マスコミさんは影響力が大きいですし、読者や取材する関係者の方々への配慮もありますので。大本命馬に対して「悪い」というのは、なかなかリスクが高いですし、それでもしも好走したら「何を言ってるんだ」という反発も大きくなってしまいます。

――確かに私も会議だと、つい無難な発言になってしまいます。今後の付き合いもありますし、周囲の目ってありますもんね……。全国に読者がいるマスコミなら、なおさら波風は立てたくないのもわかります。『競馬with』さんも、そういったことはあるのですか?

担当者:ウチは仕入れた情報を発表するわけではありませんし、馬券の的中のためにしか使いませんので「悪い」と思えば、例え大本命馬でも黙って消すだけですね。

――ということは、チャンピオンズCのテーオーケインズにも「不安要素があった」と?

担当者:前走のJBCクラシックを勝つには勝ったのですが、レース後に高柳(大輔)調教師も「正直、前走(帝王賞)のこともあったので、ホッとしています」と語っていたように、単勝1.5倍を裏切ってしまった帝王賞から巻き返すため、まさにメイチという仕上がりでした。そういった経緯もあって、レース後にはかなり反動が出たそうです。

――そういえばチャンピオンズCの後、松山騎手が「落ち着いているのがいい方に出るかと思ったけど、いつもと雰囲気が違っていた」と語っていました。

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主戦の松山騎手だからこそ感じた「不安要素」が……

担当者:6馬身差で圧勝した昨年のチャンピオンズCでは、いかにも抑えきれないといった様子でしたが、あれがテーオーケインズの好調のサイン。今年は単走の予定だった1週前追い切りでも、前の馬に追いついてしまって併せ馬になるなど、臨戦過程でかなり苦労していたそうです。

――去年のような状態になかったということですか。

担当者:馬体重にしても、JBCクラシックを勝った際には高柳調教師が「予定通りの体重だったので安心した」と話していましたが、チャンピオンズCでは7キロも減ってしまいました。この馬は馬体重の変動が1つのバロメーターになっています。

――確かに昨年の帝王賞以降、勝った負けたを繰り返していますが「負けたレースは、すべてマイナス体重で出走」していますね!

担当者:ただ、体調が今一歩であることは把握していたものの、やはりテーオーケインズは地力のある馬。我々としても候補には入っていたのですが、最終的に「消し」と判断したのは枠順が発表されてからですね。ちなみに、これまでのチャンピオンズCで連覇がないことはご存知でしたか?

――もちろん、知っていました。ただ、テーオーケインズの6枠12番については陣営の方も「後入れだし、内を見ながら行けるから良い枠」と好感触だったようですよ?

担当者:ゲートに不安のある馬なので後入れはプラス要素でしたが、チャンピオンズCは外枠が不利なレース。2014年にチャンピオンズCが創設されましたが、これまで連覇に挑んだホッコータルマエ、サウンドトゥルー、クリソベリル、チュウワウィザードの4頭は「すべて前年よりも外枠だった」ことは、あまり知られていないデータだと思います。

――ホッコータルマエが8番→13番で5着、サウンドトゥルーが8番→14番で11着、クリソベリルが5番→15番で4着、チュウワウィザードが11番→13番で2着……確かに、みんな外枠になってますね! そして、今年のテーオーケインズが6番から12番で4着だったから……!

担当者:もちろん、枠順だけでレースが決まるわけではありませんが、少なくともテーオーケインズの6枠12番は決してプラスとは言えませんでした。ましてや今、年は逃げ馬不在のスローペース濃厚といったメンバー。馬群が固まれば、外枠の馬は外々を回らざるを得なくなります。

――調子がイマイチで、さらに枠まで悪い……。さすがのテーオーケインズでも、これでは積極的に買いたいとは思えませんね。ぐぬぬ……、先に言ってくださいよ!(笑) ちなみに他にも、この馬を消せた理由はありますか?

担当者:実は、現場にいる情報ルートからテーオーケインズの「不安の決定的情報」が入っていたのですが、非常にデリケートな話なので……これ以上は勘弁してください(笑)

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約50名の専属馬券師が独自の情報ルートを持っている

――めちゃくちゃ気になるところですが……今回はこの辺で勘弁してあげます!(笑)「テーオーケインズに連勝なし」「チャンピオンズCに連覇なし」のデータも知っていたのですが、もっと「何故、そうなるのか」と考えないとダメですね。今後の競馬予想にも活かせそうですし、勉強になりました! ありがとうございます!

担当者:いえ、今週末が有馬記念と競馬も残すところあとわずかですが、皆様存分に楽しんでいただければと思います。ありがとうございました。

『競馬with』の担当者の話を聞いて思ったことは、データの「その先」の重要性だ。チャンピオンズCの「テーオーケインズに連勝なし」や「チャンピオンズCに連覇なし」というデータは、我々でも少し調べればすぐにわかるし、そういったニュースもあった。

 しかし、データは所詮データに過ぎず、データ通りに決まること、引いては馬券の的中を保障するものではない。何故、そういった傾向があるのかということを詳しく分析することで、データは初めて本当の価値を発揮できるのだろう。

『競馬with』の公式サイトではチャンピオンズCだけでなく、同日の中山8Rや阪神メインだったギャラクシーS(OP)などでも10万馬券を的中させており、それぞれ100万円を超える払い戻しを実績として掲載している。

 まさに我々のような素人とは一線を画した「プロの手腕」と言えるが、これだけの的中実績を誇っているのもデータを100%以上活かせる分析力と、担当者がテーオーケインズの「消しの決定的情報」と話したような、現場に直結した独自の情報ルートを持っているからだろう。

 こういった話を目の当たりにすると、今週末の有馬記念でもタイトルホルダーやイクイノックスといった主役があっさり負けても驚けない。冒頭では人気馬の上位拮抗と記載したが、正直訂正したいくらいの気分だ。

 ちなみに担当者の方曰く『競馬with』では現在、会員募集を行っており「競馬の知識は一切不要」だという。LINEを利用して登録することで、専属の担当者が付き丁寧に説明してくれるからだ。万が一「想定した配当利益を下回った場合、返還保障がある」とまで謳っているのは、相当な自信があるからだろう。

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今なら登録するだけで20,000円分のポイントも!

 とはいえ、『競馬with』の会員募集がいつ締め切られるかはわからない。入会費や会費は一切掛からないそうなので、最近自分の予想に限界を感じている人は、とりあえず入会してみてはいかがだろうか。

 大変申し訳ないが、筆者が限りある1枠を埋めさせてもらったことは言うまでもないだろう。有馬記念の情報が「無料」でゲットできるそうなので、今から楽しみで仕方がない。

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※本稿はPR記事です。

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