JRA根岸S(G3)テイエムサウスダンは「転厩」で消し? 無視できぬデータから浮上した「オイシイ実力馬」とは

上位人気が予想される有力馬に不安要素?
ダート路線の頂点を見据えた実力馬が集う根岸S(G3)。ココへの出走馬がフェブラリーS(G1)で好走する傾向もあり、ファンからは熱い視線が注がれている前哨戦だ。
上位人気が予想されるのは9戦で6勝、2着3回とパーフェクト連対のレモンポップ(牡5歳、美浦・田中博康厩舎)。重賞初挑戦となった武蔵野S(G3)で勝利は挙げられなかったが、ハナ差2着と地力の高さを改めて証明した。4戦無敗の東京1400m戦となるココは当然の主役候補だ。
他にも年明けのすばるS(L)を勝ったバトルクライ(牡4歳、美浦・高木登厩舎)や、昨年のフェブラリーSで2着に入ったテイエムサウスダン(牡6歳、美浦・蛯名正義厩舎)も注目を集めているが……。
上記の有力馬たちが関東馬という点は気になるところだ。なぜなら、根岸Sには「関西馬が圧倒的に優勢」のデータが存在するからである。
近年のダート界では関東馬の活躍も見られる。しかし、本レース過去10年における関東馬の優勝は2018年のノンコノユメのみ。それ以外の馬券圏内に入った馬は、すべて関西馬であり、関東馬は2着や3着すらない。数字にして「29対1(3着以内3頭×10年)」ほどの大差がついているのだ。さすがにこの要素は無視することはできない。
C.ルメール騎手の騎乗で人気を集めそうなテイエムサウスダンだが、転厩によって関西馬から関東馬に変わってしまったことは、データ的に大きな割引材料かもしれない。
それならいっそのこと人気の関東馬を狙うよりも、「関西馬の中から伏兵を探す」という手段もアリと言えそうだ。
関西馬の中に「今回かなりの狙い目」と好評価の馬が
その条件に当てはまる馬の中で徐々に注目度が高まっているのは、2歳時に兵庫ジュニアGP(G2)を制覇したセキフウ(牡4歳、栗東・武幸四郎厩舎)だ。
昨年はサウジダービー(G3)2着、ユニコーンS(G3)では9番人気ながら2着と好走。国内外の重賞で好走してきた実力馬である。
ブリンカーを着用したことで、悪癖解消へ向かっている点も大きなポイントだ。2走前の武蔵野S(G3)では、走るのをやめる気の悪さを出し12着と大敗。そういった経緯から前走すばるSで着用し、メンバー最速の36秒6の脚で3着と効果を感じさせた。陣営も確かな手応えを掴んだようだ。
これまで以上の走りを期待させている状況。今回のメンバー相手でも十分に戦えそうな気配だが、そんな本馬に対し「他の要素からも狙いたい」といった声も聞こえる。
「今回もブリンカーを着用し、さらに調整を工夫して臨む様子。ハードにやると気分を損ねる可能性があるようで、その点を強く意識しているようですね。陣営も『能力は通用する』とコメントしているように、力を出せる準備万全で出走できるのであれば面白いと思います。
根岸Sは差し・追込が過去10年で9勝しているというデータも心強い。昨年のユニコーンSを後方12番手から追い込み2着に入るなど、直線勝負に懸ける本馬は好走条件を有していると言えるでしょう。
さらにダート1400m戦は『3-0-1-0』と抜群の相性。早くも『前走を叩いて得意の距離。斤量56キロで鞍上M.デムーロ騎手と、今回かなりの狙い目』といった声が浮上中です。脚質・距離適性・優勢の関西馬という魅力的な要素が揃ったココは軽視できません」(競馬ライター)
課題克服へ対策を講じて参戦する実力馬セキフウが、JRA重賞初制覇を達成するのだろうか。24日時点で『netkeiba.com』の単勝予想オッズは6番人気。実現するのであれば、好配当も期待できそうである。
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