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ダービーは武豊騎手も驚くダンビュライトの「大変身」に期待!? 「切れない男」が歴史的変身を遂げたエイシンフラッシュと似た匂い

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 一体、何が要因だったのか定かではない。だが、少なくとも変貌の”きっかけ”を掴んだのが前走の皐月賞だった。上がり3ハロンのタイムこそ35.2秒と全体の第3位に留まったが、この時初めて末脚をしっかりと貯める後方からの競馬を試みている。ダービーも後方11番手からの差し切り勝ちだったが、この”試走”で自信を深めたからこその結果といえるだろう。

 対するダンビュライトもまた、前走の皐月賞は一皮むけたような走りだった。

 武豊騎手でさえ「高速馬場では厳しいと思っていました」「予想以上に頑張ってくれた」と相棒の進化を認め、音無秀孝調教師を始めとする陣営も「初めて本気で走った」とレースぶりで大きな手応えを得ている。

 ダンビュライトが皐月賞で記録した上がり3ハロンは34.3秒。確かに目立ったものではなかった。だが、実は良馬場では自己最速であり、全体でも1位からコンマ5秒しか離れていない第5位である。

 世代屈指のメンバーで上がり第5位……つまり「今」のダンビュライトは、そこまで切れないわけではないのだ。

 ここまで3戦連続3着とあと一歩勝ち切れない面は父譲りだが、血筋は偉大な先輩エイシンフラッシュと同じキングマンボ系だ。この時期の3歳馬はまさに成長期。今年の日本ダービーでは鈍足キャラ・ダンビュライトのイメージを覆すような鬼脚が見られるかもしれない。

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